ヒメコバンソウとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 生物 > 植物名 > ヒメコバンソウの意味・解説 

姫小判草

読み方:ヒメコバンソウ(himekobansou)

イネ科一年草

学名 Briza minor


ヒメコバンソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/02 04:07 UTC 版)

ヒメコバンソウ
ヒメコバンソウの小穂
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
階級なし : ツユクサ類 Commelinids
: イネ目 Poales
: イネ科 Poaceae
: コバンソウ属 Briza
: ヒメコバンソウ B. minor
学名
Briza minor
L., 1753
和名
ヒメコバンソウ、スズガヤ
英名
Lesser quaking-grass

ヒメコバンソウ(姫小判草、Briza minor)は、単子葉植物イネ科コバンソウ属雑草の一種。コバンソウに似た小さい小穂(形は三角形)をつけることから名付けられた。

特徴

一年生植物。草丈は10-60cmで、茎は株立ちまたは単生で直立し、根元はややほふくする。葉は細長くて毛がなく、長さ5-15cm、幅5-10mmで葉舌は山形となっていて、3-6mmである。

花は長さ5-15cmの円錐花序になり、三角状卵形の糸状の枝を持つ小穂を着ける。小穂は長さ幅ともに4mm程度で、3-6(4-8)個の小花でできている。小穂はやや扁平で、淡い緑色(紫色を帯びることもある)をしていて、やや光沢がある。

種子繁殖し、春に発芽して、夏(6-9月)に花を着ける。

また、小穂を振るとかすかに音をたてることからスズガヤとも呼ばれる。

分布

ヨーロッパ原産の帰化植物で、江戸時代に侵入した。

世界の温帯暖帯に分布し、畑地、牧草地の雑草となっている。

参考文献

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヒメコバンソウ」の関連用語

ヒメコバンソウのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヒメコバンソウのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヒメコバンソウ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS