ヒメハギ科とは? わかりやすく解説

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ヒメハギ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 23:20 UTC 版)

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ヒメハギ科
ヒメハギ (Polygala japonica)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ類 fabids
: マメ目 Fabales
: ヒメハギ科 Polygalaceae
学名
Polygalaceae
Hoffmanns. & Link (1809)
英名
Milkwort family
  • 本文参照

ヒメハギ科 (ヒメハギか、Polygalaceae) は被子植物のひとつ。世界的に広く分布し17-19属、900-1000種を含む。特にヒメハギ属 (Polygala) が多い。

特徴

草本または低木は両性で左右相称。がくおよび花弁は普通各5枚、内側のがく2枚が花弁状になるものが多い。花弁は下3枚が合生して舟形になるものが多く、上2枚が小さい(またはない)。雄蕊は多くは8本、子房は上位2室で蒴果または核果を作る。種子には附属体(カルンクラ)がありアリがこれを好んで種子を運ぶ。

日本にはヒメハギカキノハグサヒナノキンチャク、ヒナノカンザシ等が自生する。サポニンを含み、セネガイトヒメハギ漢方薬:遠志=オンジ)などが薬用(去痰・鎮咳薬)として用いられる。

従来はトウダイグサ科ムクロジ科にやや近縁とされており、クロンキスト体系では独立のヒメハギ目としている。しかし最近のAPG植物分類体系ではマメ目に含めている。

ヒメハギは名の通り見かけがハギに似ており、左右相称の花は一見マメ科の蝶形花に似ているが、マメ科との直接的な関係はないと考えられている。

  • Atroxima
  • Badiera
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  • Bredemeyera
  • Carpolobia
  • Comesperma
  • Diclidanthera
  • Epirhizanthes
  • Eriandra
  • Monnina
  • Monrosia
  • Moutabea
  • Muraltia
  • Nylandtia
  • Phlebotaenia
  • ヒメハギ属Polygalaヒメハギカキノハグサ、ヒナノキンチャク、セネガ
  • ヒナノカンザシ属Salomonia
  • Securidaca
  • Xanthophyllum

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