コヌカグサとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > イネ科 > コヌカグサの意味・解説 

こぬか‐ぐさ【小×糠草】

読み方:こぬかぐさ

イネ科多年草原野群生し、高さ0.6〜1メートル線形。夏、紫色がかった小さな穂を多数円錐につける


小糠草

読み方:コヌカグサ(konukagusa)

イネ科多年草

学名 Agrostis palustris


コヌカグサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/17 17:43 UTC 版)

コヌカグサ
コヌカグサの穂
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
階級なし : ツユクサ類 Commelinids
: イネ目 Poales
: イネ科 Poaceae
: ヌカボ属 Agrostis
: コヌカグサ A. gigantea
学名
Agrostis gigantea Roth, 1788
シノニム

Agrostis alba auct. non L.
Agrostis palustris auct. non Huds.
Agrostis stolonifera L. subsp. gigantea (Roth) Maire et Weill.
Agrostis stolonifera L. var. palustris auct. non (Huds.) Farwell

和名
コヌカグサ(小糠草)
英名
Redtop

コヌカグサ(Agrostis gigantea)はイネ科の普通に見られる雑草の一つ。

特徴

コヌカグサ単子葉植物イネ科ヌカボ属の多年生植物である。 草丈は50-100cm程度になり、直立する。葉は細長く、長さ5-20cmで幅4-7mmでざらつき、葉耳がなく葉舌円形から切形で高さ3-5mmで縁はぎざぎざがありわかりやすい。

種子地下茎匍匐茎により繁殖する。

花穂円錐花序で、長さ10-20cmで直立して伸び、花序の枝は輪生する。小穂は長さ2-2.5mmで小花は1個で初期は緑色をしているが後に赤紫色となり、内頴は護頴の半分より長い。開花時期は5-7月で花粉症の原因となる。

侵入と分布

原産地はヨーロッパで、北半球温帯から亜寒帯に分布する。

牧草として導入されたものが脱出し雑草化した。

日本全国に分布し、日当たりの良い道端、畑地、牧草地、樹園地に生える。

利害

牧草としては積極的に利用されず、畑地、牧草地の雑草となっている。

参考文献

葉舌のようす

外部リンク

  • YList「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList) 標準名、異名の検索
  • 麦作のイネ科雑草の同定 中央農業総合研究センター 雑草バイオタイプ・総合防除研究チーム 浅井元朗 pdf



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コヌカグサ」の関連用語

コヌカグサのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コヌカグサのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコヌカグサ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS