ヤマゴボウとは? わかりやすく解説

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やま‐ごぼう〔‐ゴバウ〕【山×蒡】

読み方:やまごぼう

ヤマゴボウ科多年草。高さ1メートル以上になり、太いゴボウ似た根がある。大きく卵形で、質は厚くて柔らかく互生する。6〜9月、白い小花多数ついた穂を直立し、実は熟す黒紫色になる。根は有毒であるが、漢方商陸といい、利尿薬などにする。近縁ヨウシュヤマゴボウがある。とうごぼう。《 花=夏》

ゴボウアザミモリアザミの根。漬物などにする。


商陸

読み方:ヤマゴボウ(yamagobou)

山火口別称


商陸

読み方:ヤマゴボウ(yamagobou), イオスキ(iosuki)

ヤマゴボウ科多年草薬用植物

学名 Phytolacca esculenta


山牛蒡

読み方:ヤマゴボウ(yamagobou)

ヤマゴボウ科多年草薬用植物

学名 Phytolacca esculenta


山牛蒡

読み方:ヤマゴボウ(yamagobou)

キクバヤマボクチ別称
キク科多年草

学名 Synurus palmatopinnatifidus


山牛蒡

読み方:ヤマゴボウ(yamagobou)

薊牛蒡のこと

季節

分類 植物


ヤマゴボウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 09:32 UTC 版)

ヤマゴボウ(商陸[1]、夜呼草[1])

  • ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属多年生草本である。かつては人家に植栽されたというが、有毒であり食用には適さない。この点は帰化植物のヨウシュヤマゴボウ(アメリカヤマゴボウ)と同じで、ヨウシュヤマゴボウの茎は赤みを呈するが、ヤマゴボウの茎は緑色である。果実が黒紫色に熟す事も同じで、インクベリーと呼ばれ、染料の原料とされた。
  • 山菜の販売所で売られている“山ゴボウ”の名前で販売されている漬物の原料は、キク科モリアザミオニアザミオヤマボクチなどのアザミ類やヤマボクチの根の総称である。山菜として「山ゴボウ」と称されているもので、“ヤマゴボウ”とは全く異なる植物である。岐阜県東濃地方では、モリアザミは食用として「菊ごぼう」としても、販売されている。野菜のゴボウもキク科である。

参考文献

  • 『牧野日本植物大図鑑』「北隆館」
  1. ^ a b 『和漢音釈書言字考節用集 卷六』村上勘兵衛、1717年、20頁。 

「ヤマゴボウ」の例文・使い方・用例・文例

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