コバナヒメハギとは? わかりやすく解説

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コバナヒメハギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/24 09:37 UTC 版)

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コバナヒメハギ
コバナヒメハギ(ハワイ)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ類 fabids
: マメ目 Fabales
: ヒメハギ科 Polygalaceae
: ヒメハギ属 Polygala
: コバナヒメハギ P. paniculata
学名
Polygala paniculata L.
和名
コバナヒメハギ

コバナヒメハギ Polygala paniculata L. は、ヒメハギ科に属する植物。白くて小さな花を多数付ける。カスミヒメハギとも言う。

特徴

一年生草本で、草全体に芳香がある[1]。草丈は20-30cmほど、茎は下部から多数分枝し、細くて上の方には微毛が生えている。は線状披針形から線状長楕円形で、葉柄はなく、薄くて無毛、両端は尖り、主脈だけが明瞭。長さは1-1.5cmで幅は1-2mm。

はいつも咲いている[2]。総状花序は茎の先端から伸びて長さ2-4cm。花は白くて1mmの柄の先について長さ1-1.5mm。果実は楕円形で長さ1mm。種子は2個、長楕円形で黒く、表面に粗い毛がある。

分布と生育環境

沖縄に第二次世界大戦後に帰化。南アメリカ原産の植物だが、現在では世界の熱帯域に広く帰化している。低地の雑草としてごく普通に見られる[3]

出典

  1. ^ 以下、主として初島(1975),p.358-359
  2. ^ 池原(1979),p.96
  3. ^ 池原(1979),p.96

参考文献

  • 初島住彦『琉球植物誌(追加・訂正版)』,(1975),沖縄生物教育研究会
  • 池原直樹、『沖縄植物野外活用図鑑 第3巻 帰化植物』、(1979)、新星図書



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