フランスギクとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > フランスギクの意味・解説 

フランス‐ぎく【フランス菊】

読み方:ふらんすぎく

キク科多年草。高さ6090センチ小形柔らかく互生する6月ごろ、周囲白く中央黄色頭状花を1個つける。ヨーロッパ原産で、観賞用

フランス菊の画像

フランスギク属

(フランスギク から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 06:37 UTC 版)

フランスギク属
フランスギク Leucanthemum vulgare
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
: フランスギク属 Leucanthemum
学名
Leucanthemum Mill.
  • 本文参照

フランスギク属(仏蘭西菊属、学名Leucanthemum)は、キク科の属の1つである。

特徴

ヨーロッパ北アフリカからアジアにかけての温帯地方に70種ほどが分布している。日本ではフランスギク L. vulgare帰化植物として道端に咲いている。

耐寒性または半耐寒性一年草または多年草であるが、高温多湿に弱いものもある。草丈20cmから1mくらいで、葉は互生し、鋸歯または羽状の切れ込みがある。花は茎頂に単生するものと、円錐花序を造り、小さな花を多数つけるものがある。属名は、かつてのフランスギクの学名 Chrysanthemum leucanthemum の、種小名を「格上げ」したもので、「白い花」の意味である。花の基本色は白であるが、園芸種には黄色やピンクなどのものもある。

栽培種

英名をox-eye daisyとよぶフランスギクは、暑さに弱いためか日本ではほとんど栽培されていないが、改良種のマーガレットは、伊豆半島などを中心に温室栽培され、切り花として多く出荷されている。カンシロギク(クリサンセマム・パルドーサム) L. paludosum や交配種のシャスタ・デイジー L. x superbum は、家庭用の花壇用草花として普及している。

北海道ではフランスギクが指定外来種として規制されている。[1]

脚注

  1. ^ 指定外来種の指定”. 北海道. 2019年4月27日閲覧。

「フランスギク」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フランスギク」の関連用語

フランスギクのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フランスギクのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフランスギク属 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS