シャスターデージー





●ヨーロッパが原産のマキシムム種(L. maximum)やラクストレ種(L.lacustre)などを交雑して作出された園芸品種です。アメリカの育種家であったルーサー・バーバンク(Luther Burbank)によって1901年に作出されました。わが国へは昭和時代のはじめに導入されています。茎は直立して、高さは1メートルほどになります。5月から6月ごろ、茎頂に真っ白な頭花を咲かせます。名前は、カリフォルニア州北部にあるシャスタ山(Mt. Shasta)に因みます。写真中3・下の品種は「スノーキャップ(cv. Snowcap)」。
●キク科フランスギク属の多年草で、学名は Leucanthemum xsuperbum。英名は Shasta daisy。
シャスタ・デイジー
(シャスターデージー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/19 14:28 UTC 版)
シャスタ・デージー | |||||||||||||||||||||||||||
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フランスギク Leucanthemum vulgare
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Leucanthemum x superbum | |||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
Chrysanthemum barbankii |
シャスタ・デイジー(Shasta daisy、学名:Leucanthemum x superbum)は、キク科フランスギク属の園芸植物である。
目次 |
概要
シクラメンの改良などで知られるアメリカの著名な育種家ルーサー・バーバンクが1901年に発表した観賞用植物。交配親はマキシマム C. maximum や、英語名をオックスアイ・デイジー (Ox-eye daisy) ともいうフランスギク C. vulgare で、その後さらに日本のハマギク Nipponanthemum nipponicum = C. nipponicum などとも交配がされ、改良が続けられた。名称は、アメリカ・カリフォルニア州にあるシャスタ山にちなんだものである。
性状
耐寒性の常緑多年草で、根生葉はへら型、枝につく葉は互生して長円形で、表面は深緑色で光沢がある。草丈は1m位になる高性種が基本であるが、30cmくらいの矮性種もある。花は5月から6月にかけて開花し、直径5〜8cmくらいの頭状花で、管状花は黄色または黄褐色、舌状花は白で、コントラストが美しい。
利用法
家庭の花壇や切り花用に用いられる。
栽培
普通は9月ころに種まきして育てる。苗床を造り筋蒔きにし、タネが隠れる程度に覆土する。一度間引きをし、十分な大きさになったら、20cm程度の株間に植え付ける。冬でも半日程度日が当たる、排水の良いところに定植する。
脚注
「シャスターデージー」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
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