帰化植物
帰化率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 03:11 UTC 版)
ある地域の植物相のうちで、帰化種の率を帰化率と言う。日本では地域によって差はあるが、1930年代には数%と推測され、1960年代では10%以下、2000年時点では10%前後とされ、都市部では20%を越す地域もある。 日本国外ではアメリカ合衆国が帰化率が高いことで知られ、在来種17000種に対して帰化種が5000もあり、平均した帰化率でも29%、州によっては45%に達するところもある。海洋島ではハワイのマウイ島が47%とやはり高い値となっている。逆にアフリカはタンザニアのンゴロンゴロでは3%と非常に低いことが知られている。
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