ツタノハルコウとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ツタノハルコウの意味・解説 

ツタノハルコウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/17 13:26 UTC 版)

ツタノハルコウ
ツタノハルコウの花
(2024年12月 沖縄県石垣市)
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: ナス目 Solanales
: ヒルガオ科 Convolvulaceae
亜科 : ヒルガオ亜科
Convolvuloideae
: サツマイモ連 Ipomoeeae
: サツマイモ属 Ipomoea
: ツタノハルコウ
I. hederifolia
学名
Ipomoea hederifolia L.
葉(2024年12月 沖縄県石垣市)
生育状況(2023年11月 沖縄県石垣市)

ツタノハルコウ学名Ipomoea hederifolia[1])はヒルガオ科サツマイモ属つる性一年生草本帰化植物

特徴

葉は3つまたは5つに深裂する点で、よく似たマルバルコウソウと区別できる。葉形は変化が多い。夏から秋にかけて葉腋に花序を出し、直径3 cmほどの五角形で朱色の花をつける。花冠中央付近も赤い。果実は直径8 mmほどで熟すると褐色になる。花後も果柄は曲がらず、果実が上向きのままで成熟し、果柄が曲がるマルバルコウソウと異なる。種子の表面は黒褐色と褐色のまだら模様で銀白色の綿毛に覆われる[2][3]

黄花を咲かせる変種のキバナルコウソウも知られる。

分布と生育環境

熱帯アメリカ原産で、オーストラリアをはじめ世界の熱帯~暖帯に帰化。神奈川県座間市で1998年に確認され、日本国内各地でも見られる[2][3][4][5][6]

脚注

参考文献


外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ツタノハルコウのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ツタノハルコウ」の関連用語

ツタノハルコウのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ツタノハルコウのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのツタノハルコウ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS