紛らわしい例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 18:04 UTC 版)
ある程度の面積がある一つのパーツにおいて、押す場所によって別々のスイッチング回路を開閉するような装置を「押しボタンスイッチ」と呼ぶこともある。プラスとマイナスが一続きになった「セレクタ」や、ゲームパッドの十字キーがその例である。ただし、このようなパーツが「押しボタンスイッチ」であるというようなことはNECA規格にもTRON仕様にも定義されていないため、「押しボタンスイッチ」と呼ぶのは誤りである。TRON仕様においては、複数の選択肢の中から1つ(あるいは複数)を選ぶようなパーツは「スイッチ」ではなく「セレクタ」に分類される。なお、十字キーは長らく任天堂の特許であり他のメーカーは実装できなかったため、1つの十字キーと同じ機能を4つの押しボタンスイッチ(十字ボタン)で実装しているコントローラーも存在する。 メンブレンスイッチは、押すスイッチではあるけれどもボタンではないので、押しボタンスイッチに分類されない。なお、TRON仕様においてはメンブレンスイッチは「プッシュ型」にすら分類されず、押したら凹むパーツだけが「プッシュ型」に分類され、押しても凹まないパーツは「タッチ型」に分類されるので、言うなればメンブレンスイッチは「タッチパネル」である。 ボタンに類似する形をしていても、機械的に動作する機構がなく、圧力や静電気などを感知することでスイッチのオン・オフを行う装置もあるが、これは押しボタンスイッチではなく、タッチパネルである。なお、iPhoneの「ホームボタン」については、iPhone 6S以前のiPhoneは本物の押しボタンスイッチを搭載していたが、iPhone 7以降のiPhoneは物理ボタンが廃止されて感圧式タッチパネルとなっているので、同じ名前と同じ形をしていても、「押しボタンスイッチ」どころか「ボタン」ですらない。 「プラス」ボタンと「マイナス」ボタンが一続きになった「セレクタ」の例 「十字キー」と同じ機能を4つの押しボタンスイッチで実装した「十字ボタン」の例 薄型電卓のメンブレンキーパッド。 iPhone 7 Plusの「ホームボタン」。感圧式タッチパネルなので、定義上は「ボタン」ですらない。
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紛らわしい例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/05 02:46 UTC 版)
ボーデュアとインエスカッシャンの組み合わせGules, an inescutcheon Argent within a bordure Argent 紋章の図だけ見るとオールと見間違えてしまう紛らわしい例がある。エスカッシャンにボーデュアの中にインエスカッシャンを配置した場合で、右図のような紋章になる。しかし、紋章は図柄で定義されるのではなく、紋章記述によって定義されるため、冒頭の図と右図は見た目は似ていても異なる紋章として扱われることに注意しなければならない。
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紛らわしい例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 15:32 UTC 版)
日本国内 スイッチから灯具にいたる配線は、原則に従えば白ではなく、電源側が黒であれば区別のためそれ以外の色、例えば赤になるべきであるが、2芯ケーブルは白と黒なので、例外規定に準じて、白を使って配線されるなど。 日本国外の例第1相第2相第3相中性線接地線赤黄青黒緑英(Pre-1997 IEE)赤黄青黒緑/黄英(Pre-2004 IEE)茶黒灰青緑/黄欧(IEC 60446)赤白青黒緑豪(日本国内でも丸茂電機旧社内規定などで例有り)黒赤青白緑米
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