総統とは?

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 国語辞典 > 総統の意味・解説 

総統

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/07 06:08 UTC 版)

総統(そうとう)とは、国家元首またはそれに匹敵する国家の最高指導者の地位を表す名称の1つ。日本語における「総統」の語義は「全体をすべくくること」[1] で、日本での用例は全体主義体制国家の最高指導者の地位を示す用例と、「President」の現代中国語訳であることから中華民国国家元首を示す中華民国総統に大別される。


  1. ^ 日本国語大辞典』第12巻。このほか、『大漢和辞典』巻8には「全体のことがらをすべ纏める」とある。「総統」の語の出典は、『漢書』百官公卿表の「太師、太傅、太保、是為三公。蓋参天子、坐而議政、無不総統」から。
  2. ^ a b 南利明 2002, p. 20-21.
  3. ^ 南利明 2002, p. 21.
  4. ^ 直接的な国家元首就任はドイツ国および国民の国家元首に関する法律ドイツ語版によるものであるが、ヒトラーはライヒ新構成法ドイツ語版に基づいて全権を掌握したとしている(南利明 2002, p. 21-22)。ただし総統の権限を示した法律は最後まで成立しなかった。
  5. ^ 南利明 & 2003-10, p. 69-70.
  6. ^ Führerという言葉は、ドイツでは山岳ガイド、官庁における自動車や電車の運転手といった「複数の人間の生命を預かる重責を担った指導者」の呼称としても用いられている。
  7. ^ 村瀬、p.208
  8. ^ a b c 1942年1月3日から4日のヒトラー談話。(ヒトラーのテーブル・トーク 上 1994, pp. 255)
  9. ^ ライヒ首相、ドイツ国宰相の訳もある
  10. ^ 全権委任法での署名など。
  11. ^ a b 南利明 2003, p. 4.
  12. ^ 南利明 2003, p. 5.
  13. ^ 南利明 2003, p. 19-20.
  14. ^ a b 南利明 2003, p. 22.
  15. ^ a b c d e f 南利明 2003, p. 21.
  16. ^ a b 南利明 2002, p. 161.
  17. ^ 南利明 2002, p. 161-162.
  18. ^ 1933年7月14日に制定された「民族投票法」による。議会や国民の一定数の支持があれば行えたヴァイマル時代の国民投票とは異なり、投票の発議権は政府のみに存在していた。また民族投票は決定を行う手段ではなく、政府が行った決定を承認する性格しか持たなかった(南利明 & 指導者-国家-憲法体制における立法(一), pp. 82-83)
  19. ^ a b c 「独大統領兼摂を民意に問う 大阪朝日新聞 1934.8.4(昭和9)」 - 神戸大学附属図書館 デジタルアーカイブ
  20. ^ 南利明 2003, p. 22-24.
  21. ^ 間崎万里 1939, pp. 201.
  22. ^ 南利明 2002, p. 23.
  23. ^ a b 南利明 2002, p. 134.
  24. ^ 南利明 2002, p. 134-140.
  25. ^ 南利明 2002, p. 167.
  26. ^ 南利明 2002, p. 172.
  27. ^ 南利明 2003, p. 7-8.
  28. ^ 南利明 2003, p. 12-13.
  29. ^ 南利明 2004, p. 240-241.
  30. ^ これをもってヒトラーを大元帥と表記する文献もあるが、これは誤りである。
  31. ^ ヒトラーは1941年12月19日より陸軍総司令官を兼務していた。
  32. ^ 政治犯に特赦令を発布 : なかなか味をやるヒトラー首相1934年(昭和9年)8月11日大阪時事新報
  33. ^ 昭和9年(1934年)12月外事警察報第149号
  34. ^ 1945年(昭和20年)5月6日付読売新聞(JACAR(アジア歴史資料センター)、Ref.B04013495500、第5~6、31画像目)を参照。
  35. ^ 『日本外交文書』特集「太平洋戦争」(全3冊) - 外務省
  36. ^ ジョン・トーランド著、永井淳訳 『アドルフ・ヒトラー』(集英社文庫)全4巻
  37. ^ 10.11.6 独逸国総統兼宰相旗等に関する件&SUM_KIND=SimpleSummary&IS_KIND=detail&IS_SCH=META&IS_STYLE=default&IS_START=1&IS_EXTSCH=&DEF_XSL=default&IS_SORT_KND=ASC&IS_SORT_FLD=&IS_TAG_S1=InD&IS_LYD_DIV=&LIST_VIEW=&ON_LYD=on C05034087200』 アジア歴史資料センター Ref.第4672号 10.11.6 独逸国総統兼宰相旗等に関する件 
  38. ^ 児島襄『第二次世界大戦 ヒトラーの戦い』
  39. ^ 阿部正昭、「ヒトラー政府初期の雇用創出計画(失業対策)について」『経済志林』 2002年 69巻 4号 p.323-351, 法政大学経済学部学会
  40. ^ 平井正 1991, pp. 251.
  41. ^ 三石善吉トット・アウトバーン・ヒトラー:アウトバーン物語
  42. ^ 荒川昭「新社会資本とケインズ理論 : チャーチルとヒトラーそれぞれの経済政策との対比(平本巌教授追悼号)」『経営研究』第13巻第1号、三田史学会、1999年、 57-66頁、 NAID 110006609346
  43. ^ 世界大百科事典 第2版』(平凡社)ヒトラーの項
  44. ^ 高柳光壽竹内理三編『角川日本史小辞典』第2版(角川書店)1974年。
  45. ^ 河野穣「イタリア自動車産業(ファシズム下)における労使関係の展開(4)」『中央学院大学論叢. 商経関係』20(2)、中央学院大学、1985年、 45-67頁、 NAID 110001050519、58p
  46. ^ Quartermaine, L. (2000). Mussolini's Last Republic: Propaganda and Politics in the Italian Social Republic. p. 21
  47. ^ 西班牙再び平和を提唱』 アジア歴史資料センター Ref.A03025334900 
  48. ^ 外交史料館 特別展示「日本とスペイン―外交史料に見る交流史―」VI 外交関係の再開 - 1953年6月22日にマドリードで行われた皇太子明仁親王のスピーチ原稿では「フランコ総統」と記載されている
  49. ^ 色摩力夫『フランコ スペイン現代史の迷路』中央公論新社、2000年。
  50. ^ ルーマニア語の conducător [kondukə'tor] 「コンドゥカトル」はヒトラーの Führer やムッソリーニの duce という称号に倣って導入された。
  51. ^ ハンガリー語の nemzetvezető [ˈnemzɛtˌvɛzetøː]「ネムゼトヴェゼテー」はヒトラーの Führer やムッソリーニの duce という称号に倣って造語された。



総統

出典:『Wiktionary』 (2014/05/05 13:55 UTC 版)

名詞

(そうとう)

  1. すべおさめること。
  2. 政治軍事全般統括すること
  3. 中華民国台湾における元首呼称中国語においてpresident訳語である總統(总统)に常用漢字をあてたもの。
  4. 国家元首に関する訳語一つ。主にファシズム体制における、独裁権能有する元首等に対す訳語として用い、しばしば、その地位についていた特定の個人称号として用いる。
    1. ナチス・ドイツにおける最高指導者を意味するドイツ語Führer訳語アドルフ・ヒトラーについて用いることが多い。
    2. イタリアにおけるファシスト党首を意味するイタリア語Duce訳語ベニート・ムッソリーニについて用いることが多い。
    3. スペインにおいて将軍の上位にあって陸海空三軍統括する地位を意味するスペイン語Generalísimo訳語フランシスコ・フランコ・バハモンデについて用いることが多い。

関連語



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「総統」の関連用語

総統のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



総統のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2020 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの総統 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの総統 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2020 Weblio RSS