中華民国総統
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- 2 中華民国総統の概要
中華民国総統
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1950年1月3日、台湾での蒋介石の執務が開始される。1950年3月1日に正式に総統府を執務場所と定め、これ以降中華民国総統が台湾の最高統治者となった。 現在の台湾の最高権力者である中華民国総統は、中華民国の国家元首として、行政の最高責任者である以外、三軍の統帥、国家代表として職務を行っている。 国際関係の中で中華民国と国交を有する国家では「中華民国総統」の名称を使用しているが、大多数の国際的なメディアでは「台湾総統」の名称が使用されている。また中華人民共和国政府は中華民国を承認せず、国連においてもアルバニア決議が成立したため「台湾当局」を称し、総統を「台湾指導者」と称している。「一つの中国政策」を堅持する中華人民共和国との外交関係を有す国家では、公式な場面では「台湾指導者」の呼称を使用することもある。
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中華民国総統
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2016年5月20日、中華民国総統に就任した。 同年8月1日、「原住民族の日」に政府を代表して原住民に日本統治時代の同化・皇民化政策や戦後の中華民国政府の方針について謝罪した。 同月16日に「対外経済戦略会談」を開き、東南アジア諸国や南アジア、ニュージーランド、オーストラリアとの関係を強化する「新南向政策綱領」を採択した。 同年12月2日、アメリカ次期大統領のドナルド・トランプと、電話会談を行った。電話会談が公になるのは、1979年にアメリカが台湾と断交して以来初めて。その後も蔡は再会談の可能性を示唆したが、大統領就任後のトランプは中国の習近平国家主席(党総書記)と「個人的な良好な関係を築いた」として応じない意向を示した。 2017年1月にアメリカ経由で中央アメリカの4か国を歴訪した。1月7日、台湾桃園国際空港を出発。同日、アメリカ・ヒューストンに到着。1月9日、ホンジュラスでフアン・オルランド・エルナンデス大統領と会談。同日、ニカラグアに到着し、ダニエル・オルテガ大統領と会談。同月11日、グアテマラでジミー・モラレス大統領との首脳記者会見を開催。同月13日、エルサルバドルを訪問し、サルバドール・サンチェス・セレン大統領と会見。15日に帰国。 招待状が届かなかった2017年5月の世界保健機関の年次総会 (WHA) に関して、12回のTwitter投稿を行った。 同年5月25日、中国人民解放軍の奇襲上陸を想定した演習を視察し、「(陸空海)三軍の統帥として、わたしは中華民国軍最大の後ろ盾となる」と決意を見せた。 同年10月28日、太平洋諸島諸国訪問に出発。経由地のハワイで昼食会に出席。10月30日午後にマーシャル諸島に到着し、翌31日に同国の国会で演説。11月1日正午にツバルに到着し5時間滞在。翌2日にソロモン諸島の国会で演説。翌3日正午に経由地のグアムに到着し、4日に帰国。 2019年7月11日、カリブ海諸国訪問に出発。経由地のニューヨークで外交関係のある国の国連代表と面会した。コロンビア大学で講演を行い、ナンシー・ペロシ下院議長と電話会談を行った。13日にハイチに到着し、製品展示会開幕式に出席した。15日にはセントクリストファー・ネービスを訪問し、総督より勲章を授与された。17日にはセントビンセント・グレナディーンを訪問し、議会で演説した。 同年8月、国立台湾大学の賀徳芬(中国語版)名誉教授とノースカロライナ大学シャーロット校(英語版)の林環牆准教授が、蔡はロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の博士号を取得しておらず経歴詐称であるとして告発したが、LSE側が蔡の学位取得証明書と博士論文のコピーを提出したことでフェイクニュースであると判明した。 2020年1月11日、総統選挙において1996年の直接選挙以来過去最多の得票数の8,170,231票で国民党の韓国瑜、親民党の宋楚瑜を破り、再選を果たした。。5月20日、就任式を行い2期目をスタートさせ、また同日、民進党の主席に復帰した。 2021年7月6日、チベット仏教の精神的指導者であるダライ・ラマ14世の86歳の誕生日にあたり、SNSを通じて誕生日を祝し「(新型コロナウイルス感染症の)大流行が続く中、互いに助け合うため活動することがなぜ重要かを教えてくれたことに感謝したい」と伝えた。
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