五族共和歌とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 五族共和歌の意味・解説 

五族共和歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/04 14:20 UTC 版)

五族共和歌
Wǔzú gònghé gē

国歌の対象
中華民國

作詞 沈恩孚
作曲 沈彭年
採用時期 1912年2月12日
採用終了 1913年4月28日
試聴
noicon
テンプレートを表示

五族共和歌」(ごぞくきょうわか)は、中華民国臨時政府が公布した国歌

解説

沈恩福が作詞・作曲したものである。沈鵬年著。 1912年民国元年)に中華民国臨時政府南京に設立され、教育総督の蔡元培は国民から国歌を募集し、その結果この曲が選定された[1]1913年に、その国歌は「卿雲歌」に置き換えられた。

歌詞

原文 書き下し
亞東開化中華早,
揖美追歐,
舊邦新造。
飄揚五色旗,
民國榮光,
錦繡河山普照。
吾同胞,
鼓舞文明,
世界和平永保。
亜東に開化するは中華早し
べい ゆずり欧を追う
旧邦新たに造る
五色旗 飄揚 ひょうよう
民国の栄光
錦繡の河山 あまねく照らす
吾が同胞
文明に 鼓舞 こぶ
世界の和平永く保つ

和訳

東アジアの文明開化は中華が最も早く、アメリカに学び、ヨーロッパを追い、古き国に新たな造りを。五色旗が翻り、民国の栄光、美しい山河を遍く照らす。我が同胞よ、文明に奮い立ち、世界の平和を永遠に守らん。

脚注

  1. ^ 第一首國歌 非現今三民主義歌”. 中時電子報 (2011年7月19日). 2011年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月19日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  五族共和歌のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「五族共和歌」の関連用語

五族共和歌のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



五族共和歌のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの五族共和歌 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS