訓読とは? わかりやすく解説

くん‐どく【訓読】

読み方:くんどく

[名](スル)

漢字を、その意味にあたる日本語の読み方で読むこと「花」を「はな」、「」を「くさ」と読む類。くんよみ。⇔音読

漢文日本語の文法に従って訓点をつけて読むこと


漢文訓読

(訓読 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 13:47 UTC 版)

漢文訓読(かんぶんくんどく)とは、漢文の語順構成を維持しながら、訓点を付して日本語の文体に置き換えて読解すること。


  1. ^ 大辞泉小学館 
  2. ^ 寺島良安 『倭漢三才圖會』(復刻版)吉川弘文館 (原著1906年11月21日)。 
  3. ^ 渡部温 編 『標註訂正・康煕字典』講談社 (原著1991年)。 
  4. ^ 佐川繭子「「漢文教授ニ関スル調査報告」の基礎的研究」, 二松学舎大学21世紀COEプログラム「日本漢文学研究の世界的拠点の構築」 (14), pp.45-62, 2019年3月
  5. ^ 金 文京 『漢文と東アジア—訓読の文化圏』岩波書店 (原著2010年8月20日)。ISBN 9784004312628 
  6. ^ Tsukimoto, Masayuki (2000年10月31日). “大東急記念文庫蔵続華厳経略疏刊定記巻第五の訓点について”. 鎌倉時代語研究. 2019年12月14日閲覧。
  7. ^ 月本雅幸 (2010-08-20). “大東急記念文庫蔵続華厳経略疏刊定記巻第五の訓点について”. 鎌倉時代語研究. http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00026733 2019年12月14日閲覧。. 
  8. ^ 平安時代の式部省大学寮、博士職が用いたもの
  9. ^ 日本の漢字1600年の歴史. ペレ出版. pp. 141-142. ISBN 9784860643003 
  10. ^ レ点が字の左上に書かれるのだから、右掲例のようにレ点とその他の返り点とが重なる場合、なぜレ点が下になるかがわかる。例では「矛」の左上にあるレ点と「與」の左下の一点とが重なっている。レ点が字の左下に書かれるなどとする説明が『大辞泉』『大辞林』などの「返り点」の項目でなされるが、誤りである。また、レ点とその他の返り点が重なっている場合、その点が「一レ点」「上レ点」などと一つの返り点であるかのように説明されることもあるが、これも誤りである。
  11. ^ 明治45年(1912年)3月の「漢文教授に関する文部省調査報告」より転載
  12. ^ ただし19世紀の一部の図書では行末に返り点があるという。
  13. ^ 沢田総清『漢文教授法概説』芳文堂、1937年、漢文訓読法 -131頁。
  14. ^ 「吾日三省吾身」と訓点を施し「吾日に三たび吾が身を省みる」と読まれることもある。先ほどとは順序が異なっていることに注意。
  15. ^ Kanbun | The Unicode Standard (PDF)”. 2017年7月30日閲覧。
  16. ^ 恐縮であるが、リンク先ではテクストが異なるため、「盾」を「楯」につくる。
  17. ^ ここで「與」(:与、拼音: )は連詞として「A(と)B」の形で使われる場合、「與」字がひらがなになおされて「AとBと」と書き下される。
  18. ^ 「者」を「もの」と読む訓読ではわかりにくいが、「者」は短語をつくる結構助詞であってこれ自体が名詞ではない。「鬻~矛者」でひとつの名詞性短語である。また、訓読では謂詞「有」の主語が「鬻~矛者」であるかのように誤解されるかもしれないが、実際には主語は「楚人」であって「鬻~矛者」は賓語である。したがって句式は第一句式SVではなく第二句式SVOである。このように訓読が白文の構造を保たない場合がある。
  19. ^ 中国語には時制がないので、訓読にはそれが現れないが、訳するときに文脈から補うことになる。ただ、例句の場合、原文ではこのあとに「譽(ほ)メテ(これ)ヲ(い)ハク~」と句が途切れないから、気にしなくて良い。
  20. ^ 石塚、2001,小助川,2012


「漢文訓読」の続きの解説一覧

訓読

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 01:50 UTC 版)

読経」の記事における「訓読」の解説

経文訓読み(漢文訓読)で読誦する

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訓読

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 05:49 UTC 版)

潮州語」の記事における「訓読」の解説

潮州語は、台湾語などと同様に、漢字の字義に合う別の語彙を訓読によって記す例がある。 漢字音読: 訓読一 : ig4 : zêg8

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訓読(新字体)

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嘉量銘」の記事における「訓読(新字体)」の解説

黄帝初祖、徳は虞に匝(めぐ)り、虞帝は始祖、徳は新に匝る。歳(さい)は大梁在り、龍は戊辰集まれば戊辰直定し、天命にして民を有(たも)ち、土徳に拠りて受け、号を正して真に即(つ)く。建丑(けんちゅう)に改正し長寿隆崇(りゅうしゅう)なり。律度量衡同じくし、前人と稽当し、龍は己巳在り、歳は実沈に次(やど)りて、初め天下に班(わか)ち、万国永く遵(したが)い、子々孫々、亨(う)けて億年伝えよ

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訓読(新字体)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 03:48 UTC 版)

権量銘」の記事における「訓読(新字体)」の解説

廿六年、皇帝尽(ことごと)く天下を并兼(へいけん)し、諸侯黔首けんしゅ大い安んず。号を立てて皇帝為す。乃(すなわ)ち丞相状綰(じょうしょうじょうわん)に詔(みことのり)して、法度量の則、壱(いつ)ならずして歉疑(けんぎ)なる者は、皆明らかに之(これ)を壱にせしむ。

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訓読(新字体)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 03:48 UTC 版)

権量銘」の記事における「訓読(新字体)」の解説

元年丞相斯・去疾に制詔す。法度量は尽(ことごと)く始皇帝之(これ)を為(つく)り、皆刻辞有り。今号を襲へり。而(しか)るに刻辞始皇帝称せざれば、其れ久遠に於(おい)て、後嗣之を為りし者の如く成功盛徳に称(かな)はざらん。此(こ)の詔を刻せと。故に左に刻し疑なからしむ。

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訓読

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古壮字」の記事における「訓読」の解説

訓読の例を示す漢字の意味だけを借り別の読みをする字。形声字が作られる例が多いので、訓読の例は少ない。 … 「器」を意味するaen漢字「器」の異体字用いて表す

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