置き字とは? わかりやすく解説

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おき‐じ【置(き)字】

読み方:おきじ

漢文訓読するとき、原文にはあるが、慣習的に読まない文字助字の「焉(えん)」「矣(い)」「乎(こ)」などの類。

手紙文用い副詞接続詞などの文字。「凡(およそ)」「抑(そもそも)」「又」「将又(はたまた)」の類。


置き字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/29 13:47 UTC 版)

置き字(おきじ)は、漢文訓読する際に、直接読まない字のこと[1]日本語の書き下し文にするときは、その意味に対応する送り仮名を前後の文字に付けて反映する[1]


  1. ^ a b NHK高校講座 国語総合18回
  2. ^ 『高卒認定ワークブック国語』J-出版編集部 樋口くみ子・光広淳子 2006年 p171
  3. ^ 『漢文必携[四訂版]』桐原書店 菊池隆夫・村山敬三・六谷明美 2013年 p18


「置き字」の続きの解説一覧

置き字

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 23:59 UTC 版)

名詞

置 き (おきじ 置字とも)

  1. 手紙文章用い副詞接続詞などの文字およそそもそも将又はたまたなど。
  2. 漢文書き下す際に除外される助字。しかし漢文としては意味を持つので、下す際にはある程度反映される。複数用法を持つ助字もある上、漢文訓み方も様々なので、文中のある助字が置き字とされることも、されないこともある。

置き字になり得る助字で代表的なもの

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