おこと‐てん〔をこと‐〕【×乎古▽止点】
読み方:おことてん
をこと‐てん【×乎古▽止点】
漢文訓読
乎古止点(乎己止点・ヲコト点)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 13:47 UTC 版)
「漢文訓読」の記事における「乎古止点(乎己止点・ヲコト点)」の解説
漢字の周りや内部に点や棒線などの符号をつけることによって、その符号の位置で助詞や助動詞などを表し、音節など区切りを示して訓読の補助にする。博士家点の右上から時計回りに「ヲ、コト、ト、ハ、…」となることから乎古止点と呼ばれる。 奈良・平安時代には始まったとされ、流派や時代によってそれぞれ符号の数や位置が異なり、その中で朝廷の儒者であった清原家によって使用された明経点や、菅原家の儒者によって定められ、院政期以降に用いられた紀伝点など、百を超える種類があるといわれている。
※この「乎古止点(乎己止点・ヲコト点)」の解説は、「漢文訓読」の解説の一部です。
「乎古止点(乎己止点・ヲコト点)」を含む「漢文訓読」の記事については、「漢文訓読」の概要を参照ください。
乎古止点
「乎古止点」の例文・使い方・用例・文例
- 乎古止点のページへのリンク