サハリン【Sakhalin/Сахалин】
サハリン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 13:50 UTC 版)
サハリンとは、満洲語のᠰᠠᡥᠠᠯᡳᠶᠠᠨ
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ᡥᠠᡩᠠ sahaliyan ula angga hada「黒龍江の河口の岩山」の意であり、初出は1717年(康熙56年)完成の大清帝国地図である『皇輿全覧図』にみえる。同図はダンヴィユによってフランス語に訳された。日本でも、中国から直接とヨーロッパを経由して知られ、「サガリイン」(寛政6年〈1794年〉桂川甫周『北槎聞略』付録)や、「サハリン」(文化6年〈1809年〉『魯西亜国版世界全国所見蝦夷四境全図』)などと、記載されている[1][2]。
出典
- ^ 船越昭生『鎖国日本にきた「康熙図」の地理学史的研究』法政大学出版局〈歴史学研究〉、1986年4月。ASIN 4588250329。ISBN 978-4588250323。
- ^ 汪前進、劉若芳『康熙皇輿全覽圖』外文出版社〈清廷三大實測全圖集〉、2007年1月。 NCID BA80960802。OCLC 859389759。
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