サハリン-1コンソーシアム
読み方: さはりん わん こんそーしあむ
【英】: sakhalin 1 consortium
【英】: sakhalin 1 consortium
ロシアのサハリン島沖合のオドプツ(Odoptu)、チャイヴォ(Chaivo)、アルクトン・ダギ(Arktun Dagi)の3つの鉱区を開発対象とするコンソーシアム。 1996年6月に生産分与協定が発効した。現在のコンソーシアムの出資比率は、オペレーターを務めるエクソンモービルが30%、日本のサハリン石油ガス開発が30%、インドのONGC(Oil and Nantural Gas Corporation)が20%、サハリンモルネフチェガス(ロスネフチの子会社)が11.5%、ロスネフチが8.5%となっている。 2005年10月に原油および天然ガスの商業生産が開始された。2006年10月にはロシアの沿海州のデカストリより原油が初出荷(輸出)された。2006年11月の原油生産量は日量約10万バレルで、2007年2月にピーク生産量である日量約25万バレルの水準まで引き上げた。日本向けの原油輸出も開始されている。 天然ガスはロシアのハバロフスク州向けに供給されている(2006年11月現在の天然ガス生産量は約30億立米/年)。なお、2006年11月にオペレーターであるエクソンモービルは中国のCNPCとサハリン1産天然ガスの供給でMOUを締結したが、一方でLNG化についても検討されている。 (小森 吾一、2007年3月) |
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