サファニア油田
【英】: safania oilfield
サウジアラビア北部のアラビア湾内で、1951 年、Aramco により発見された同国第 2 位の油田。分割地帯(旧中立地帯)との境界線を隔てて北側はカフジ油田と呼ばれ、両者はカフジ・サファニア油田と総称される。OPEC の生産制限以来産油量は公表されていないが、1982 年には 1,259,000 b/d であった。主要産油層は白亜紀のブルガン砂岩層で、深さは 1,500m 前後。原油比重 27°API 、硫黄分 2.85 %。生産された原油は、北部では北サファニア海上集油基地から、南部では南サファニア陸上集油基地を経てラスタヌラ基地から、いずれもアラビアン・ヘビー原油(他油田の原油とのブレンド)として出荷されている。 |

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