サウジアラムコ
【英】: saudi arabian oil company
サウジアラビア内すべての石油部門を管理するサウジ政府 100 %の国営石油会社。 1988 年 11 月にサウジアラビア政府は、アラムコ社(米国のメジャー系石油会社 4 社が株主となりサウジ国内の石油生産、販売を携わる会社)を国有化し、その資産を管理、運営する受け皿会社として国営石油公社サウジアラムコ(Saudi Arabian Oil Company)を設立した。1993 年には石油精製と製品販売を行っていたサマレック社を統合して、現在の石油関連部門を管轄する国営石油会社となった。 (吉田 斉、2006 年 3 月) |
サウジアラムコ
サウジアラムコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 06:20 UTC 版)
「サウジアラビアの経済」の記事における「サウジアラムコ」の解説
サウジアラムコ (Saudi Arabian Oil Co.)はサウジアラビアの国営石油およびガス会社で、サウジアラビア東部のダーランに拠点を置く。フィナンシャル・タイムズによれば同社の企業価値は最大で10兆ドルにおよぶとみられ、世界で最も価値がある企業である (なお同社は国営であり上場されていない)。 サウジアラムコは2600億バレル (4.1×1010m3) にもおよぶ世界最大の確定石油埋蔵量を誇り、日産石油生産量は世界最大である。サウジアラムコはダーランに本拠地をおき、単一のものとしては世界最大の炭化水素ネットワークであるMaster Gas Systemを操業している。年間の生産量は34億7900万バレル (553,100,000 m3) に達し、100以上の油田とガス田をサウジアラビアで運営している。この中には284兆8000億標準立方フィートの天然ガス埋蔵量があるものも含まれる。サウジアラムコは世界最大の油田であるガワール油田も保有しており、このほかにも世界最大級のシェイバー油田(英語版)をもつ。
※この「サウジアラムコ」の解説は、「サウジアラビアの経済」の解説の一部です。
「サウジアラムコ」を含む「サウジアラビアの経済」の記事については、「サウジアラビアの経済」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- サウジアラムコのページへのリンク