ACSA
二国間の国際協力活動において、物品や役務(サービス)を相互に融通し、提供し合えるようにする枠組み。二国間協定として締結される、。
ACSAは、主に共同軍事訓練やPKO(国連平和維持活動)、あるいは大規模災害の発生などの非常時などに適用され、武器などの軍備を除いた物品・サービスの相互融通を行う。
日本は1996年に米国とACSAを締結している。2010年5月にはオーストラリアとの間でACSAを締結したが、法整備が遅れ、東日本大震災の発生時にはACSAが活用できなかった。2011年9月1日現在、カナダとのACSAの締結に向けて調整が進められている。
関連サイト:
日・米物品役務相互提供協定改正協定(ACSA) - 外務省
アクサ【ACSA】
読み方:あくさ
《Acquisition and Cross-Servicing Agreement》
1 米国軍が同盟国の軍隊との間で物資や役務の相互利用を行う枠組みを定める二国間協定の米国内法上の名称。物品役務相互提供協定。
2 1の日米間の協定。日米間では平成8年(1996)、日米共同訓練・国連平和維持活動(PKO)・人道的国際救援活動を対象とする日米物品役務相互提供協定を締結。平成11年(1999)、周辺事態に対応する活動も対象に加えられた。正式名称は「日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定」。日米間では、武力攻撃事態・武力攻撃予測事態の場合のみ弾薬を提供できるが、武器は対象外。日米物品役務相互提供協定。
3 日本の自衛隊と豪州国防軍との間で物品や役務を相互に提供するための枠組み。平成22年(2010)締結。共同訓練・PKO・人道的国際救援活動・大規模災害への対処・緊急事態における自国民の輸送等を対象とし、武器・弾薬の提供は実施しないとしている。正式名称は、「日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定」。日豪物品役務相互提供協定。
アクサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 09:46 UTC 版)
![]() | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | Euronext: CS |
本社所在地 |
![]() パリ8区 マティニョン大通り (Avenue Matignon) 25番地 |
設立 | 1816年 |
業種 | 金融 |
事業内容 | 生命保険、損害保険、資産運用 |
資本金 | 180億5600万ユーロ |
売上高 | 約790億ユーロ(約11兆3000億円) |
従業員数 | 約11万3000名 |
外部リンク | www.axa.com |
アクサ(仏: AXA S.A.)は、フランスの保険・金融グループ。世界各国に生命保険や損害保険、資産運用などの金融サービス事業を展開している。現在の顧客数は約8000万人、運用資産総額は約1兆3150億ユーロ(約196兆円)である。ユーロネクスト・パリ上場企業(Euronext: CS )。
沿革
1816年に設立されたMutuelle de L'assurance contre L'incendieを起源とする。第二次世界大戦後のフランスでは社会保障制度の創設により民間の保険会社は苦境が続いたが[1]、企業買収を経て1978年に社名をMutuelles Uniesに改称、1981年に社会党が政権を握ると、民間保険会社の間で国有化が懸念されたことから企業合同の機運が生じ[1]、1982年にMutuelles UniesによるDrouot Groupの買収が成立し、1985年にアクサに改称した[2]。続いて1986年にPrésence Group、1989年にCompagnie du Midiの買収が成立し、アクサはフランスの大手保険会社に成長した[1]。
国際展開は1991年の米国・ニューヨークの保険会社Equitable(2018年に売却)の子会社化から本格化し、1999年2月、ガーディアン・ロイヤル(Guardian Royal Exchange Assurance)を買収[3]、2006年6月、クレディ・スイスから傘下の保険会社であるWinterthur Groupを買収[4]、2012年11月、HSBCの子会社を買収して香港・シンガポールの損害保険業に進出[5]、2018年3月、米国の(登記はバミューダ諸島)損保大手XLグループを買収した[6]。
日本での事業展開
- 1994年7月 - アクサ生命保険株式会社設立。日本に進出。
- 1998年6月 - アクサ損害保険株式会社設立。
- 1999年7月 - アクサ損害保険でアクサダイレクト総合自動車保険の販売を開始。
- 2000年3月 - 日本団体生命と共同で「アクサニチダン保険ホールディング(後のアクサジャパンホールディング)」を設立。
- 2004年12月 - アクサ損害保険がアクサジャパンホールディングの傘下に入る。
- 2007年6月 - ウインタートウル・ライフのAXAグループ入りに伴い、ウインタートウル・スイス生命保険がアクサジャパンホールディングの傘下に入る(2008年1月にアクサ フィナンシャル生命保険に商号変更された後、2009年10月にアクサ生命保険へ吸収合併される)。
- 2008年4月 - SBIアクサ生命保険株式会社が営業開始。
- 2010年2月 - SBIアクサ生命保険がアクサジャパンホールディングの子会社となり、同年5月にネクスティア生命保険株式会社に社名変更。
- 2012年7月 - ネクスティア生命保険がアクサジャパンホールディングの100%子会社となる。
- 2013年5月 - ネクスティア生命保険がアクサダイレクト生命保険株式会社に社名変更。
- 2014年10月 - アクサジャパンホールディングがアクサ生命保険を合併して事業会社となり、アクサ生命保険に社名変更(逆さ合併による統合)。
- 2019年4月 - アクサ生命保険が「アクサ・ホールディングス・ジャパン」を設立し、アクサ生命保険・アクサ損害保険・アクサダイレクト生命保険が同社の傘下に入る。
関連会社
- アクサ・インベストメント・マネージャーズ
- アライアンス・バーンスタイン
- アクサ・アシスタンス・ジャパン
- アクサ・リアル・エステート・インベストメント・マネジャーズ・ジャパン
脚注
注釈
- ^ 2010年5月12日にSBIアクサ生命保険からネクスティア生命保険へ商号変更、2013年5月14日にネクスティア生命保険から現社名へ商号変更。
出典
- ^ a b c “Axa's adventure” (英語). アクサ. 2020年10月10日閲覧。
- ^ “30 years and beyond” (英語). アクサ. 2016年12月31日閲覧。
- ^ “INTERNATIONAL BUSINESS; AXA of France to Buy Guardian of Britain” (英語). ニューヨーク・タイムズ (1999年2月2日). 2016年12月31日閲覧。
- ^ “Axa buys Swiss rival Winterthur” (英語). 英国放送協会 (2016年6月14日). 2016年12月31日閲覧。
- ^ “AXA has completed the acquisition of HSBC P&C businesses in Hong Kong and Singapore” (英語). アクサ (2012年11月5日). 2016年12月31日閲覧。
- ^ “仏アクサ、損保のXLグループを買収へ-現金約1兆6100億円で”. ブルームバーグ (2018年3月5日). 2018年3月6日閲覧。
関連項目
外部リンク
- コーポレートサイト(英語)(フランス語)
- AXA (@axa) - X(旧Twitter)(英語)
- AXA - YouTubeチャンネル(英語)
「アクサ」の例文・使い方・用例・文例
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