ソノヴァとは? わかりやすく解説

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ソノヴァ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/17 03:51 UTC 版)

ソノヴァ・ホールディング
Sonova Holding AG
種類 公開会社
市場情報 SIXSOON
本社所在地 スイス
8712
Laubisrütistrasse 28, Stäfa
設立 1947年 (77年前) (1947)
業種 ヘルスケア
事業内容 補聴器、人工内耳の製造・販売
代表者 Arnd Kaldowski(CEO
外部リンク 公式ウェブサイト
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ソノヴァドイツ語: Sonova Holding AG)は、フォナックやハンザトーンなどの補聴器ブランド、また人工内耳など聴覚関連機器の製造を行う多国籍企業スイスチューリッヒ州のシュテファ(Stäfa)に本社を置き、世界25カ国以上に現地法人を持つ。日本法人はソノヴァ・ジャパン株式会社スイス証券取引所上場企業(SIXSOON)。

沿革

ソノヴァのルーツは1947年に設立されたAG für Elektroakustikであり、同社は1977年にフォナック(Phonak AG)に改名、1985年に持株会社のPhonak Holding AGが設立され[1]、同社が2007年8月にソノヴァ・ホールディングに社名を変更し現社名となった[2]

2009年アメリカ合衆国の人工内耳メーカーのアドバンスト・バイオニクスを買収し傘下に加えた[3]2015年ドイツの補聴器メーカーのハンザトーンを買収し傘下とした[4]

2021年、ドイツの音響機器メーカー・ゼンハイザーのコンシューマー事業を買収した[5]

売上別では補聴器を中心とする聴覚機器が約9割、人工内耳が約1割となっている[6]。地域別では、ヨーロッパが約5割、アメリカ合衆国が約3割となっている[6]

日本におけるソノヴァ

日本では、日本法人「ソノヴァ・ジャパン株式会社」(Sonova Japan Co. Ltd.)が、東京(品川区)にオフィスを置き、ソノヴァ傘下の各ブランド製品の輸入販売を行っている。補聴器ではフォナック、ハンザトーンの各ブランドを、人工内耳はアドバンスト・バイオニクスを取り扱っている。ルーツは2003年設立のフォナック・ジャパン株式会社であり、2017年に現社名に改称した。[7]

出典

  1. ^ Our history” (英語). Phonak AG. 2022年6月11日閲覧。
  2. ^ Phonak Holding AG is Renamed to Sonova Holding AG” (英語). audiologyonline.com (2007年8月1日). 2022年6月11日閲覧。
  3. ^ Sonova to buy Advanced Bionics Corp for $489 million” (英語). ロイター (2009年11月9日). 2022年6月11日閲覧。
  4. ^ Sonova completes acquisition of Hansaton” (英語). audiologyonline.com (2015年4月17日). 2022年6月11日閲覧。
  5. ^ ゼンハイザーがコンシューマー部門をソノヴァに売却”. BCN (2021年5月11日). 2022年6月11日閲覧。
  6. ^ a b Annual Report 2021/22” (PDF) (英語). Sonova Holding AG (2022年5月17日). 2022年6月11日閲覧。
  7. ^ フォナック が社名変更 ソノヴァ・ジャパン株式会社へ” (PDF). ソノヴァ・ジャパン株式会社 (2017年11月20日). 2022年6月11日閲覧。

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