フィネコバンクとは? わかりやすく解説

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フィネコバンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/24 04:45 UTC 版)

フィネコバンク
FinecoBank S.p.A.
種類 公開会社
市場情報 BITFBK
略称 フィネコ
本社所在地 イタリア
42123
Via Rivoluzione d'Ottobre 16, レッジョ・エミリア
本店所在地 20131
Piazza Durante 11, ミラノ
設立 1999年 (25年前) (1999)
業種 金融業
代表者 Alessandro Foti(CEO
外部リンク https://it.finecobank.com/ (イタリア語)
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フィネコバンク: FinecoBank S.p.A.)は、イタリアオンライン金融事業者。一般にフィネコ(Fineco)と呼ばれる。オンラインプラットフォームを通じて、銀行証券保険や投資顧問サービスなどを提供している。本社をエミリア=ロマーニャ州レッジョ・エミリアに、登記上の本店をミラノに置く。イタリア証券取引所上場企業(BITFBK)。

沿革

組織としての源流は1982年に設立されたGI-FIN S.r.l.)であり、翌1983年Novara ICQ S.p.A.となりノヴァーラ協同銀行(Banca Popolare di Novara)の傘下に、1996年にICQバンカチザルピーナ(ICQ Banca Cisalpina S.p.A.)となりブレシア協同銀行(Banca Popolare di Brescia)の傘下になった[1]1999年にブレシア協同銀行が合併によりBipop Carire S.p.A.となったことに伴い、ICQバンカチザルピーナはフィネコバンカICQ(Fin-Eco Banca ICQ S.p.A.)に再編され、ネット銀行の事業がスタート、2002年Bipop Carire S.p.A.が合併によりCapitalia S.p.A.となったことに伴い、現社名に変更した[1]

2007年Capitalia S.p.A.ウニクレディトに買収され、フィネコバンクはウニクレディトの出資企業となった[1]2014年6月、フィネコバンクはイタリア証券取引所に株式を上場し公開企業となり[2]2019年7月、ウニクレディトは保有するフィネコバンクの全株式を売却した[3]

2017年イギリスでの事業を開始したが、2020年イギリスの欧州連合離脱以降ネット銀行をめぐる規制環境が変化したことを理由に、2023年にイギリスからの撤退を発表した[4]

出典

  1. ^ a b c Prospetto FinecoBank S.p.A” (イタリア語). FinecoBank S.p.A. (2014年5月). 2024年9月8日閲覧。
  2. ^ UniCredit’s Online Unit Raises at Least $916 Million in I.P.O.” (英語). ニューヨーク・タイムズ (2014年6月27日). 2024年9月8日閲覧。
  3. ^ UniCredit successfully completes the sale of its remaining stake in FinecoBank” (英語). ウニクレディト (2019年7月8日). 2024年9月8日閲覧。
  4. ^ FinecoBank announces exit from UK market” (英語). FS tech (2023年9月18日). 2024年9月8日閲覧。

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