MTUエアロ・エンジンズとは? わかりやすく解説

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MTUエアロ・エンジンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 20:45 UTC 版)

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MTU エアロ・エンジンズ
MTU Aero Engines
種類 株式会社
市場情報 FWBMTX
本社所在地 ドイツ・ミュンヘン
設立 1934年
業種 航空宇宙、防衛
代表者 Egon Behle (CEO兼取締役会長), Klaus Eberhardt (社長兼監査役)
売上高 €27億700万ユーロ (2010)[1]
従業員数 10,660人(2019年)[2]
外部リンク http://www.mtu.de/
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MTU エアロ・エンジンズ (MTU Aero Engines)は、ドイツの製造会社。航空用エンジンや産業用ガスタービンの開発・製造・販売・アフターサービスを軍用/民間用航空機に対して行う。本社がミュンヘンにあり、以前からMTU ミュンヘン(MTU München)として知られる。MTUはモトーレン・ウント・トゥルビーネン・ウニオン(Motoren- und Turbinen-Union)の略称である。

会社の起源としては、初期の航空機用発動機メーカーであるマイバッハにまで遡るが、MTUのブランド自体は1960年代末にダイムラー・ベンツMAN社の航空機エンジン事業部門の合弁事業として誕生した。1985年にダイムラー・ベンツはMAN社の保有する50%の株式を買い取り、MTUを自社の航空宇宙産業部門であるDASA(Deutsche Aerospace Aktiengesellschaft)の一部門とする。2000年にはDASAは他の航空・防衛関連のヨーロッパの企業と合併してEADSになったが、MTUはダイムラー・クライスラーの一部門として留まった。2003年、MTUは投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に売却され、2年後にフランクフルト証券取引所に上場した[3]

会社はバンクーバーコネチカット州のニューウィントン、ジェシュフ珠海市など、世界中の多くの拠点で事業を展開する。

製品

出典

  1. ^ Annual Report 2010”. MTU Aero Engines. 2011年4月17日閲覧。
  2. ^ Annual Report 2019”. MTU Aero Engines. 2021年6月18日閲覧。
  3. ^ KKR ACQUIRES MTU FROM DAIMLERCHRYSLER AG, KOHLBERG KRAVIS ROBERTS & CO. Press released 2003-11-21.
  4. ^ A320neo型機用エンジンPW1100G-JMの開発について - 公益財団法人 航空機国際共同開発促進基金ホームページ 技術資料提供 航空機等に関する解説概要 平成26年度 26-4

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