1961
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 14:27 UTC 版)
他のイギリスのチームと同様に、BRMは1961年シーズンの新レギュレーションによって1.5リッターに制限されたエンジンを搭載することとなった。彼らの新しい1.5リッターV8エンジンはまだ製図板にあり、これはシーズン後半まで準備できなかった。(実戦投入は更に遅れ翌シーズンとなった)クーパーやロータスが使用するコヴェントリー・クライマックスの4気筒が応急の選択肢であった。このエンジンをトニー・ラッドが設計した初のスペースフレーム(英語版)構造であるP48のシャシーに搭載した。このP48 Mk.IIは、P25で導入したシングルリアディスクブレーキを放棄し、従来型の2ディスクレイアウトを採用していた。 新型のP57は450kgとライバルである他のイギリスチームのマシンよりも重く、クライマックスエンジンもフェラーリ・156のV6エンジンに対抗できなかった。後に本来構想されたV8エンジンを搭載したP57は正式にはP578と命名されたが、両方とも一般的にはP57と呼ばれる。
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