そり【反り】
読み方:そり
1 反ること。弓なりになること。また、その程度。「板の—を直す」
4 (刀身と鞘(さや)との関係から、「そりが合う」「そりを合わせる」などの形で用いる)人の性向や、世の風潮。また、それとの相性。「上役と—が合わない」
かえり〔かへり〕【返り/▽反り】
反り
反り
反り(そり)
反り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 19:27 UTC 版)
和弓は全体的に滑らかな曲線を描くが、その独特の曲線で構成された弓の姿を成りと言う。弓に弦を張った状態での姿を張り顔・成り、充分に引いた時の弓の姿を引き成り、弦を外した状態では裏反りと呼び、それぞれ弓の性格や手入れする際に見る重要な要素である。 和弓は基本的に5つの成り場で構成される。下から小反り、大腰、胴、鳥打ち、姫反りと呼ばれ、5カ所それぞれの反発力の強弱バランスによって張り顔は成り立ち、また弓の性能を引き出している。弓の張り顔には江戸成り、尾州成り、紀州成り、京成り、薩摩成り等と呼ばれる産地毎の特徴や、それを作る弓師によってもそれぞれ特徴がある。また射手の好みや癖、材料の個体差から来る要因から弓の成りは一定ではなく、一張り毎に少しずつ張り顔は違う。 和弓は弦を手前に弓幹を向う手に見た時に上下真っ直ぐな直線ではなく、矢を番える辺りで弦が弓幹の右端辺りに位置するよう僅かに右に反らされている。この弦が弓の右端に位置する状態を入木(いりき)と呼び、矢を真っ直ぐ飛ばすために必要な反りとなっている。逆に弦が弓の左に来るような状態は出木(でき)と呼ばれ、これは故障の部類に入り調整が必要となる。
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反り(そり)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 07:13 UTC 版)
刃線の中の曲線部。鋒(きっさき)から刃線全体の三分ぐらいまでに位置する場合が多い。【図説2】のB。
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「反り」の例文・使い方・用例・文例
- 反り橋
- 逆反り
- 彼とは最初から反りが合わなかった.
- 彼は反り返って長椅子に掛けていた
- 彼は人をばかにしたように反り返ってそう言った
- 反り身になる
- 彼はすぐ反り身になって気取る
- 反り身になって歩く
- この板に反りがある
- 刀に反りがある
- 橋に反りがある
- 汽船の檣には反りがある
- 刀に反りを打たせる
- 人と反りが合う、反りを合わせる
- 夫婦は反りが合わぬ
- すぐ反り身になって気取る
- シャクシギの反りえって曲がった嘴
- 上反りになった道路の中央
- 米国南部産のつる性木本で、反り返った皮のような萼を持つ紫または青の花が咲く
- 米国南東部産の攀縁性の亜低木で、反り返った皮のような萼を持つ大きな赤紫色の形の美しい花が咲く
反りと同じ種類の言葉
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