竹刀とは?

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たけ‐がたな【竹刀】


ちく‐とう〔‐タウ〕【竹刀】

竹でつくった刀。竹光(たけみつ)。

剣道の、しない。


しない〔しなひ〕【竹刀】

《撓(しな)い竹の意》剣道用いる竹製の刀。4本の割り竹合わせ切っ先先革手元に柄革(つかがわ)をはめ、弦(つる)と中ゆいで結び、柄革に鍔(つば)をつけたもの

竹刀の画像

あお‐ひえ あを‥ 【竹刀】

〔名〕 (「あおびえ」とも) 青竹で作った、小さな刀

書紀720神代下(鴨脚本訓)「時に竹刀(アヲヒヘ)を以て其の児の臍(ほそのを)を截る

[語誌](1)竹の刀で、へその緒を切ることは、「山槐記」の治承二年(一一七八)一一月一二日の条や、「塵添壒嚢抄‐二」にあり、江戸時代まで、一般的な習慣あったらしい
(2)「ひえ」はワ行下二段活用動詞「ひう(聶)」の連用形転成名詞という説があり、それなら歴史的仮名遣いは「あをひゑ」となるが、不明


しない しなひ 【竹刀】

〔名〕 (「撓竹(しないだけ)」の意) 剣道のけいこなどに用いられる、割り竹をたばねてつくって刀にしたもの近世柳生流では、割り竹を皮でつつんだ袋竹刀(ふくろしない)を用いたが、現代では、四つに割った竹を柄(つか)と鋒(きっさき)とを鹿皮でつつみ、竹刀弦(しないづる)をつけ、柄につばをはめたものを用いている。しなえ。〔日葡辞書(1603‐04)〕

甲陽軍鑑(17C初)品四〇下「六十二間のかぶとを、同しなひにて打くだきなんど仕るの上手にて」


しなえ しなへ 【竹刀】

〔名〕 =しない(竹刀)

雑俳・たから船(1703)「三尺革刀(シナヘ)およばぬ師のあふぎ」


たけ‐がたな【竹刀】

〔名〕

① 竹製の刀身銀箔などをはって本物らしく見せかけたかたな。竹光(たけみつ)。

俳諧誹諧連歌飛梅千句)(1540)何毛第三三「こしのあたりぞふしをあらする 人のたださすべきものは竹かたな」

② 竹製の包丁

山槐記治承二年(1178)一一月一二日「奉臍緒〈略〉作竹刀

③ 馬に用い道具一種。〔日葡辞書(1603‐04)〕


ちく‐とう ‥タウ 【竹刀】

〔名〕

① 竹で製した刀。竹光(たけみつ)。

兵範記久寿三年1156四月二〇日「越後少将女房、自産気〈略〉次儲竹刀図書吉方東方竹〉」〔斉民要術素食茄子法〕

剣道稽古用いる竹製の刀。しない。〔日葡辞書(1603‐04)〕


竹刀

読み方:シナイ(shinai)

剣道稽古などに用いる竹製の刀


竹刀

読み方:タケガタナ(takegatana)

竹製の刀


竹刀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/25 10:09 UTC 版)

竹刀(しない)は、剣術剣道稽古防具打突するための、で作られた日本刀の代替品である。現代では耐久性に優れたカーボン製のものもある。


注釈

  1. ^ 島田貞一「槍と槍術」第22回
  2. ^ もっとも、近年は素振り用の「竹刀型木刀」が市販されている。
  3. ^ 平家物語』に記述されており、刀を模した竹製具という点では歴史が古い。現在は竹を素材にすることは少なく、樫を削ったものが多い。
  4. ^ 竹の刀の文献上の初見は、記・紀の神代紀に登場するコノハナサクヤヒメのお産の際にへその緒を切るのに使用されたもので、実用具である。『紀』では、竹刀と記して「あおひえ」と読ませており[1]、捨てた竹刀が竹林となったとある。この竹刀は多様な竹文化を有していた隼人と関連するものと捉えられている[2]
  5. ^ 日本画金箔を用いた技法で、雌竹を小刀で削った竹刀(ちくとう)を使う場合があり[3]、金箔を細かく切る竹刃の道具も竹刀と記す。
  6. ^ 例として、律令時代では勅命の影響から「漆塗りの木製兜(偽装兜)」が作られており、鉄製に偽装した兜なら砕く事は可能である(400m先に置かれたものも鉄製か判別しにくい)。竹刀の中に鉄棒を入れるなどの細工も考えられる。紙縒を切ることは特別な訓練を積まなくとも、竹刀に剃刀といった薄い刃物を仕込めば、可能な話である。

出典

  1. ^ 宇治谷孟『日本書紀 (上)』全現代語訳、講談社学術文庫
  2. ^ 門脇禎二森浩一『古代史を解く『鍵(キーワード)』』 p.187
  3. ^ 『日本画講座 テキスト 4 日本画の表現技法』、日本美術教育センター pp.52-53
  4. ^ 『日本武術神妙記』より
  5. ^ 戸部新十郎『明治剣客伝 日本剣豪譚』、光文社 p.27
  6. ^ 堂本昭彦『明治撃剣家 風のごとく発す』、徳間文庫 pp.341-343
  7. ^ 堂本昭彦『高野佐三郎剣道遺稿集』、スキージャーナル
  8. ^ 堂本昭彦『中山博道有信館』、島津書房 pp.242-243
  9. ^ SPA!. “サンドマンは自堕落、自暴自棄、そして自己陶酔――フミ斎藤のプロレス読本#113【ECW編エピソード05】 | 日刊SPA!” (日本語). 日刊SPA!. https://nikkan-spa.jp/1413286 2018年10月20日閲覧。 
  10. ^ 竹刀での指導で負傷と認定、全空連が強化委員長を処分へ”. 朝日新聞. 2021年3月31日閲覧。
  11. ^ 神聖な竹刀 正しく使って - 47NEWS中国新聞 2013/05/17)


「竹刀」の続きの解説一覧

竹刀

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 00:25 UTC 版)

名詞

 ちくとうたけがたなしない

  1. ちくとうたけがたな)竹製の竹光
  2. (しない)剣道短剣道で使う竹製の刀。



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