紀州
紀州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 09:43 UTC 版)
大和や伊勢と共に蟲の襲撃を受けた後、蟲への防衛策で国々の領地を再編成した際に多くの兵や財政、人材を投入し、現在は「東の防壁」と呼ばれるほど江戸に次いで堅牢・充実な国になっている。蟲に襲われた時のために山にいくつもの隠処が用意されている。 徳川 宗直(とくがわ むねなお) 声 - 藤原啓治 紀州藩藩主。徳川吉宗の従兄弟。 チョビ髭を生やしている。吉宗からは自分よりも有能であると言われるほどに信頼されており、蟲奉行とも面識がある。 蟲人が紀州の民にこれ以上の危害を加えないよう真田と交渉し策を練るも、蟲人の人ならざる力と人の道理を踏みにじる理念によって翻弄される。蟲奉行達が紀州へ赴いているという情報を知ると、密かに提携して蟲奉行や仁兵衛達を常世の井戸へと導く。真田との戦いの終盤、常世の井戸を封印するために一人城中に残り、蟲奉行や仁兵衛に後のことを託して城の天守ごと爆破して井戸ともども和歌山城の瓦礫の中へと埋もれていった。 アニメ版では城のからくりで真田を倒そうとするも失敗し、返り討ちに遭っている。 山県 正近(やまがた まさちか) 声 - 石原由宇 紀州藩に古くから仕え、家老を輩出してきた名家・山県家の若き当主。 精悍な顔立ちで、真田や十傑蟲をはじめとした蟲人の暴虐によって命を落としていった紀州藩の民や家臣達に涙を流すなど正義感が強い。 十傑蟲に監視され身動きが取れない宗直に代わり、備前を介して蟲奉行所と合流、蟲奉行の力を取り戻すための作戦に加わる。戦後は藩主無き紀州藩復興のために陣頭指揮を執っている。 木場 正勝(きば まさかつ) 山県家の重臣。 三白眼である眼つきは鋭いが、幼少期から正近を支えてきた忠臣。霧隠に密かに殺害されて皮を剥がされ、その地位に潜り込まれることになる。 山本 次五郎(やまもと じごろう) 山県家の重臣。 正勝と共に正近の幼少の頃より「山県家」を支えてきた。終始正近と行動を共にし、戦後も正近と共に紀州復興のために尽力している。 久能(くのう) 紀州藩筆頭家老。 完全封鎖をしていた紀州に侵入者(仁兵衛達)を許した咎により民衆への見せしめとして責任を負い、同僚の松永(まつなが)・木瀬(きせ)と共に切腹した。 備前(びぜん) 声 - 高橋広樹 岩松村名主。 出っ歯が特徴の若者。かつては天涯孤独の身で、盗みや暴力を振るって周囲からも嫌われていたが、岩松村の先代名主・松蔵に引き取られ、彼の死後はその跡を継いで名主になった過去を持つ。 納屋に潜んでいた蟲奉行一行を捕らえるも、破傷風にかかっていた仁兵衛を村の教えに従い村人総勢で看病する。蟲人の制裁から村を守るために病み上りの仁兵衛を殺害しようとするが、村に侵攻してきた六郎コンビに立ち向かい村人を守ろうとする仁兵衛の正義感に松蔵の面影を見て心を打たれる。六郎コンビ撃破後、仁兵衛達から事情を聞き紀州での謀において村ぐるみで大きな役割を担うことになる。戦後は紀州復興のために尽力している。 松蔵(まつぞう) 岩松村先代名主。 一人では何一つできないが自らを省みずに人助けをする善人で、村の誰からも慕われていた。また、妻や息子・慎太(しんた)がいたが、妻は病で早くに亡くなり、慎太も山崩れで帰らぬ人となった。 身寄りのなかった備前を養子にした。最期は村人を守るために山賊に殺害されるが、それでもなお備前の行く末を案じていた。
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紀州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 06:33 UTC 版)
戸田 双之進 勘左衛門が初めて出場した選抜試合の最終日の会場で不祥事を起こした出場者。武勇の誉れ高い誇り高い家柄の生まれ。生まれつきひ弱で、武人の体ではなかったが、親類一同の勧めでやらざるを得なかった。祖父の弥左衛門は双之進が気絶するほどの厳しい修行を行った。その後、祖父以上に厳しくネチネチとした性格の弓道の師・笠松をつけられ、選抜試合に出場することができた。予選の最中に師と口論になり突き飛ばした所、打ち所が悪く師は死んでしまう。予選はそのまま続け、4760本で2位となり通過した。師殺しは本来なら切腹であるが紀州の面目を立てることが第一とされ不問となる。これに不服を申し立てた笠松の妻は軟禁となった。2週間後の決勝試合の終盤に大刀を持った笠松の妻が現れ、右肩から肺に達するまで斬られるが、女の口深くに手元の矢を刺し込んで殺し、女に気づいていたが規則上続けるしかなく斬られたことを主張し、その場で通し矢にかかわる人々を批判し始めた。耐えかねた祖父の弥左衛門から斬り殺され、弥左衛門も人々へ謝すためその場で切腹した。 長四郎(ちょうしろう) 才能があり身分の低い大八郎に嫉妬していた若者。弓の腕は大八郎にはるかに劣っていたが身分を重視する紀州の重役達は代表に据えようとしていた。
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紀州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 17:46 UTC 版)
詳細は「南紀 (列車)#紀勢本線新宮駅以東優等列車沿革」を参照 準急「くまの」を急行化して改称された列車で、1961年に天王寺駅 - 名古屋駅間で運行を開始した。使用車両も「くまの」が客車を使用していたのに対して、「紀州」は気動車が使用された。1968年からは名古屋駅発着の紀勢本線急行列車の総称として運転されるようになった。1978年に天王寺駅 - 新宮駅間の「きのくに」と名古屋駅 - 紀伊勝浦駅間の「紀州」に系統分割されたため、紀伊勝浦駅以西への乗り入れはなくなった。
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