張り出し

デジタル大辞泉

はり‐だし【張（り）出し】

読み方：はりだし

１ 建物などの外側へ出っ張らせてつくること。また、その部分。「—の桟敷」

２ （「貼り出し」とも書く）広く知らせるために人目につく所へはること。また、そのもの。貼り紙。

３ 相撲で、正位置に準じるものとして番付の欄外に記すこと。また、その力士。「—横綱」

４ 江戸時代、女性の結髪の際、両鬢(びん)にふくらみと張りをもたせるために中に入れるもの。鯨(くじら)のひげなどを弓形にした。

日本語活用形辞書

張り出し

読み方：はりだし

サ行五段活用の動詞「張り出す」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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「張り出し」の例文・使い方・用例・文例

• 毛布を引っ張り出して頭にかけた。
• その木は広く枝を四方に張り出している。
• そのバルコニーは数フィート張り出している.
• 廃車を引っ張り出して使う.
• 張り出したバルコニー.
• 優勝賞金のことを知ると, 彼らはがぜん目の色を変えて頑張り出した.
• 物置から引っ張り出した三輪車は, さびついた車輪がぎしぎしときしみながらもやっと動いた.
• シベリアの高気圧が日本海に張り出している.
• 張り出し窓
• あの人は話の中へ得意なしゃれを無理に引っ張り出して蛇足を添える
• 得意なしゃれなどを引張り出して蛇足を添える、馬角を添える
• 張り出し棚の本棚
• 突出している、または張り出しているさま
• 弓形に張り出した化粧台
• 弓形の張り出し窓のある家
• 張り出しのついた細い塔
• 壁から張り出した、または一端が飛び出た出窓
• 棚を支えるための張り出し棚受け
• 劇場で観客席に張り出していて、3方に客席がある舞台
• 母屋から張り出した部屋