tail
「tail」とは・「tail」の意味
「tail」とは、英語で「尾」や「末端」を意味する単語である。動物の尾や物体の後ろ側、または一連のものの最後の部分を指す場合に用いられる。また、情報技術の分野では、ファイルやデータの末尾部分を指すことが多い。「tail」の発音・読み方
「tail」の発音は、英語のアルファベットで表記すると「teɪl」となる。日本語のカタカナ表記では「テイル」と読むことができる。「tail」の語源・由来
「tail」の語源は、古英語の「tægel」や古ノルド語の「tagl」に由来する。これらの言葉は、動物の尾を意味していた。「tail」の類語
「tail」の類語には、英語で「end」や「rear」がある。これらの単語も、物体や一連のものの最後の部分を指す言葉である。「tail」を含む用語・関連する用語
「tail(Linux)」とは
「tail(Linux)」は、LinuxやUNIXのオペレーティングシステムで使用されるコマンドである。このコマンドは、ファイルの末尾部分を表示する機能を持つ。オプションを指定することで、表示する行数やリアルタイムでの表示など、さまざまな機能が利用できる。「tail」の使い方・例文
1. The cat wagged its tail.(猫がしっぽを振った。)2. The tail of the airplane was damaged.(飛行機の尾部が損傷した。)
3. She tied a ribbon around the tail of her dress.(彼女はドレスの裾にリボンを結んだ。)
4. The tail end of the storm brought heavy rain.(嵐の末尾には大雨が降った。)
5. The tail of the comet was visible in the night sky.(彗星の尾が夜空に見えた。)
6. The tail command displays the last part of a file.(tailコマンドはファイルの末尾部分を表示する。)
7. The tail light of the car was broken.(車のテールランプが壊れていた。)
8. The tail of the distribution curve showed a long tail.(分布曲線の末尾には長い尾があった。)
9. The tail of the snake was cut off.(蛇の尾が切り取られた。)
10. The tail of the kite was fluttering in the wind.(凧の尾が風に舞っていた。)
テイル【tail】
テール【tail】
Tail
tail
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/12 00:24 UTC 版)
tail(テール)はUNIXおよびUnix系のシステムで、テキストファイルやパイプ上のデータの末尾から数行を表示するプログラムである。Coreutils の一部。
文法
このコマンドの文法は以下の通り。
tail [options] <file_name>
デフォルトでは、tailは入力の末尾10行を標準出力に表示する。表示すべき行数はコマンド行オプションで指定でき、表示単位(行、ブロック、バイトなど)も変更できる。以下の例では、filenameの末尾20行を表示する。
tail -n 20 filename
次の例では、名前がfoo*で始まる全てのファイルの末尾15バイトを表示する。
tail -c 15 foo*
次の例では、filenameの先頭から2行目以降を全て表示する。
tail -n +2 filename
古い文法では(Solarisなど)、filenameの末尾20行の表示や末尾50バイトの表示は次のように記される。
tail -20 filename tail -50c filename
しかし、この構文は既に古く、POSIX 1003.1-2001に準拠していない。現在のバージョンでこの構文がサポートされているとしても、他のオプション(たとえば後述の -f)とともに指定することはできない。
ファイル監視
tailには特殊なコマンド行オプション -f (follow) があり、ファイルの監視ができる。末尾数行を表示して終了するのではなく、表示後もファイルの監視を続ける。他のプロセスの処理によって新たな行がそのファイルに追加されると、tail は表示を更新する。これは特にログファイルを監視するのに便利である。以下のコマンドはmessagesの最後尾10行を表示後、messagesに新たな行が追加される度にそれを表示する。
tail -f /var/adm/messages
監視中のtailを停止させるには、CTRL-Cを押下する。このコマンドは&を付けてバックグラウンドで実行することもできる(ジョブコントロール)。
また、類似オプションとして-F (follow) が設けられているものも存在する。-fはコマンド起動時に開いたファイルを監視するが、-Fは開いたファイルのinodeを監視し、inode番号の変化を検出すると、ファイルを開き直す。以下のコマンドは前例同様messagesの最後尾10行を表示後、messagesに新たな行が追加される度にそれを表示する。
tail -F /var/adm/messages
前者との違いは、/var/adm/messagesがローテートされると、前者ではローテートに伴う移動先のファイル(例えばmessages.1など)を監視しつづけるのに対し、後者では/var/adm/messagesを監視しつづける点である。
類似のプログラム
- CCZE - tailに似ているが、表示がカラーになっている。
- pctail - CCZEに似た、Pythonで書かれた色つきTail。
- root-tail - X Window Systemのルートウィンドウに出力を表示する。
- Inotail - 本来の tail は新たな表示すべきデータがあるかどうかを毎秒チェックする。InotailはLinuxカーネルにあるinotifyインタフェースを使うので、本当に何らかの新たなデータがあるときだけチェックする。
- MultiTail - ログファイルをカラーで表示するだけでなく、マージ、フィルター、スクロールバック、サブウィンドウへの分割などが可能。tail、sed、watch、CCZE/pctail、grep、diff、Beeperなどの組合せである。
関連項目
外部リンク
- tail (1) マニュアル JM Project
- FreeBSD documentation for tail(英語)
- tail(1) man page(SunOS リファレンスマニュアル)
- tail(1) man page(HP-UX リファレンス)
TAIL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 09:37 UTC 版)
「ネメシス (ゲーム)」の記事における「TAIL」の解説
後方上下2方向へ発射。地形に接触すると後方へと進む。1段階目では下方のみ。2段階目で上下2方向に発射されるようになる。
※この「TAIL」の解説は、「ネメシス (ゲーム)」の解説の一部です。
「TAIL」を含む「ネメシス (ゲーム)」の記事については、「ネメシス (ゲーム)」の概要を参照ください。
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