再起動とは? わかりやすく解説

さい‐きどう【再起動】

読み方:さいきどう

[名](スル)コンピューター周辺機器使用中止し起動しなおすこと。リブートリスタート。→ブート


リブート

別名:再起動
【英】reboot

リブートとは、コンピュータ使用中に再起動することである。コンピュータ起動することを意味するブート」に、英語で「再び」を意味するre」が付いた表現である。

リブートは、OS基本設定変更したり、ソフトウェア新たにインストールしたり、周辺機器接続したりした時に行われることが多い。キーボード使ってリブートするには、Windowsでは、「Ctrlキーと「Altキー、および、「Delete」キーを、Mac OSでは、「コマンドキーと「controlキー、および、「パワーキー3つのキー同時に押下する。

なお、コンピュータ不具合強制的にスタートし直すことは「リセット」呼ばれ、リブートとは区別される

ソフトウェアのほかの用語一覧
OS:  OS/2 Warp  OOM Killer  PC DOS  リブート  領域  リアルタイムOS  Solaris系OS

さいきどう 再起動 reset

遮断器継電器等の作動状態を作動前の状態に戻すこと。

再起動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/27 03:35 UTC 版)

再起動(さいきどう)、リブート (reboot) は、コンピューター関連分野において、動作中のコンピュータシステムが、故意または意図せずに再度始動するプロセス。再起動には、システムの電源を物理的に切断するハードリブートコールドリブートとして知られる)と、電源供給の中断やリセット線を必要としないソフトリブートウォームリブートとして知られる)が挙げられる。

コンピュータなどの機器の電源を一度落として(シャットダウン)、再度起動させる、もしくはソフトウェアを一度終了し、再度起動させるなどの手順が取られる。主に設定変更の適用、エラーの回復などの目的で用いられる。

なお、再起動と同義の用語として再始動(さいしどう)やリスタート (restart) などがあり、特にソフトウェアの再起動を示してこれらの用語が用いられることがある。

語源

ハードウェアリブート

ハードウェアリブート(コールドリブート、コールドブート、又はコールドリスタートとしても知られる)とは、コンピュータへの電源供給を故意に遮断し、そして供給すること。[要出典]オペレーティングシステムからはいかなるシャットダウン手順も実行する機会がないため、処理中ディスクキャッシュファイルシステムへ書き込まれなかった場合、データの損失または異常が生じる危険性がある。再度コンピュータを起動した後、ファイルシステムは状態異常に陥っている可能性があるため、ディスク上のファイルシステム構造の整合チェックの実行を必要とする。最悪の場合、その異常はオペレーティングシステムの起動に必要なファイルに影響する恐れがあり、その場合は再度の起動を阻害する。

ハードウェアリブートは、電源喪失(停電)や偶発的な事故に起因する場合と、システムが反応しない、または重大なエラーに対する唯一のリセット方法として、故意の手段として用いられる場合がある。さらには、RAMから暗号化キーにアクセスする侵入者にも用いられ、このケースではコールドブートアタックと呼ばれる[1]。電源喪失から、読み込みが可能な数秒・数分に渡って記憶内容の収集が可能なため、コールドブートアタックは対象となるDRAMSRAMのデータ残存特性に依存する[1]

しかし、他の種類のリセットでも電源喪失の手順と同様にオペレーティングシステムを終了させる場合がある。例として、

  • システムリセットボタンによるリセット
  • 先のOSがシャットダウンされなかった場合の IPL (Initial Program Load)
  • IBM メインフレームにおける POR (en:Power-on reset)

継続的で冗長な電源供給は、重要なシステムを予期しない電源喪失による再起動やシャットダウンから防ぐ為に用いられることもある。このような形態のシステムについては、冗長化の項目を参照のこと。

ソフトウェアリブート

ソフトウェアリブート(ウォームリブートとして知られる)は、突然の電源喪失またはハードウェアベースのリセットを引き金とせず、ソフトウェア制御の下でのコンピュータの標準的な再起動に必要とされる。

ランダムリブート

ユーザーやアプリケーションによる再起動

システムハードウェアの設定・変更を適用するために、インストーラが再起動を要求することがある。起動時に読み込まれるファイルの追加を適用するために行われる。また、ソフトウェアによっては再ログオンで済むものもある。

システムによる再起動

カーネルに障害が発生したり、システムが使用するメモリに不正があった場合に、ブルースクリーンが起動し強制的に再起動することがある。

reboot (UNIXコマンド)

Unix系OSにおいて、reboot はシステムの再起動を指示するコマンドとして用いられる[2]。同種の制御コマンドには shutdown、halt、 fasthalt、fastboot などがあり[3]、OS、ディストリビューション等により、利用できるコマンドやオプションに細かな違いがある。fastboot が利用できる環境では reboot と同等の効果が得られ[4]、いずれも shutdown -r -q -f now と同じ意味となる[3][4]

Linux で用いられる reboot コマンドのオプションの一例を下記に示す[5]

reboot コマンド
オプション 効果
-n 再起動または停止よりも前に同期を行わない。
-w 実際に再起動または停止をせず、/var/log/wtmp へシステム停止の記録を書き出すだけに留める。
-d wtmp レコードへの書き出しを行わない。(-n オプションは -d を含む)
-f 強制的に停止または再起動を行い、shutdown(8) をコールしない。
-i 停止または再起動後に全てのネットワーク・インターフェースをシャットダウンする。

脚注

  1. ^ a b J. Alex Halderman, Seth D. Schoen, Nadia Heninger, William Clarkson, William Paul, Joseph A. Calandrino, Ariel J. Feldman, Jacob Appelbaum, and Edward W. Felten (2008-02-21). Lest We Remember: Cold Boot Attacks on Encryption Keys. Princeton University. http://citp.princeton.edu/memory/ 2008年2月22日閲覧。. 
  2. ^ UNIXサーバ Solaris Technical Park Solaris 逆引きコマンド一覧 システムの起動/停止 システムの再起動 (reboot)  : 富士通”. "jp.fujitsu.com". 2012-10-04 02:32 (JST)閲覧。
  3. ^ a b Linuxコマンド集 - 【 reboot 】 システムをすぐに再起動する:ITpro”. "itpro.nikkeibp.co.jp" (2006年2月27日). 2012-10-04 02:31 (JST)閲覧。
  4. ^ a b Linuxコマンド集 - 【 fastboot 】 システムを高速に再起動する:ITpro”. "itpro.nikkeibp.co.jp" (2006年2月27日). 2012-10-04 03:05 (JST)閲覧。
  5. ^ reboot - Linux Command - Unix Command”. "linux.about.com" (Tuesday, 10-Apr-2012 00:20:27 UTC). 2012-10-04 02:30 (JST)閲覧。

関連項目


再起動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/14 17:00 UTC 版)

横須賀サーベルタイガー」の記事における「再起動」の解説

解散後毎月のように交流のあったHIDEREMであるが、かねてからHIDE推奨音楽活動再開したREM1998年REM中心にベースJAMドラマー"Kill with Power"KOUSUKEの3人で第7期サーベルタイガーとして再結成し、HIDEからの提案バンド名を「横須賀SAVER TIGER」に変更ボーカリスト探しながら横浜関内スタジオ246月HIDE遊びに来る予定だった)にて地道にリハーサル続けていた矢先不慮の事故HIDE他界一時活動停止するHIDE意思を継ぐ意味で活動再開。サポートボーカルにACEOMITorN)を迎えその後JAM高校時代の友人TONYが新ボーカリストとして加入し自身初のアルバムリリースしたタイトルは『YOKOSUKA SAVER TIGER』。 HIDE亡くなった5月2日、たまたまREM勤務していた歯科診療所TONY訪れており、友人からの悲報パニックになったREMHIDEが居る場所まで車で連れて行った関西ツアーなどもこなし順調に活動していた頃、バンド方向性マネージャーとの意見食い違い横浜BAY HALL LIVE最後にTONY脱退その後最後ボーカリストHIDEYUKIがオーディション加入オリジナル自主制作CD『UNDER THE VEIL』を発表この頃バンド名やHIDEとのつながり頼らず自分たちのカラーを出すためにオリジナル曲作曲活動中心で、リハ録音日々以外ツアー含めてライブ精力的にこなし、純粋にバンド応援してくれるファン増え2001年まで活動続けたが、徐々にバンドに対して多方面からクレーム付き始めバンド自体非常にデリケートオフィシャル意味合い強くなり活動範囲狭まり自然消滅的に活動休止HIDE作ったHIDE愛したサーベルタイガーというバンドその作品忘れられないよう、純粋な気持ち使命感続けてきた活動終わりを告げHIDE亡くなって数年後バンドは完全にNGになった活動休止後様々なバンド参加していたREMは、2007年正式にオリジナルバンド「EYEZAX」を立ち上げ活動中。"Kill with Power"KOUSUKEは再結成当初サポートボーカルを務めたOMI立ち上げたバンドTorNドラマーとしてインディーズデビュー国内外ライブ活躍脱退フリーとなるJAMは時々サポートベーシストとしてイベント参加2012年自分バンド立ち上げた。HIDEYUKIはバーオーナーとなりボーカリストとしても定期的にイベント出演する2009年NICK呼びかけによりROLLYと共にSABER TIGER with FRIENDS」としてYOKOHAMA 7th AVENUEにて一夜限り再結成(的)LIVEを行う。hideの死後、公式に行われた再結成LIVEはこれのみである。 2018年5月3日BREAK OUT THE ROCK横須賀ヤンガーザンイエスタディ)というイベントに「横須賀サーベル・タイガー & Friend's」として歴代メンバー集結してライブを行う予定

※この「再起動」の解説は、「横須賀サーベルタイガー」の解説の一部です。
「再起動」を含む「横須賀サーベルタイガー」の記事については、「横須賀サーベルタイガー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「再起動」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

再起動

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 06:16 UTC 版)

名詞

起動さいきどう

  1. 稼働しているコンピューターなどの装置ソフトウェアなどを一旦停止させ、再び開始させること。リブート

関連語

動詞

活用

サ行変格活用
再起動-する

「再起動」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「再起動」に関係したコラム

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「再起動」の関連用語

再起動のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



再起動のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【リブート】の記事を利用しております。
ダイキン工業ダイキン工業
Copyright (C) 2025 DAIKIN INDUSTRIES, ltd. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの再起動 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの横須賀サーベルタイガー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの再起動 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS