二式複座戦闘機
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川崎 キ45改 二式複座戦闘機 「屠龍」
注釈
- ^ 飛行姿勢の変化等の条件により、エンジンカウリングからナセル(エンジン覆い)に至る空気の流れが乱れて主翼上面の空気を剥離させ揚力を奪う、すなわち失速状態(ストール)に陥る現象。墜落につながる。
- ^ 特別攻撃隊が正式に編成される2ヶ月前の八幡空襲の際、迎撃にあたった第4戦隊野辺重夫軍曹機(同乗者:高木伝蔵兵長)による体当り2機同時撃墜の戦果が有名。ロバート・S・クリンクスケール中佐機「ガートルードC」とオニール・J・スタッファー大尉機「カラミティ・スー」の2機を撃墜。「カラミティ・スー」は「ガートルードC」の破片命中による巻き添えの形での撃墜。野辺の戦友の証言によるとこれは最初から破片直撃による後続機撃墜を狙って特攻した結果であるという。「ガートルードC」は乗員全員戦死、「カラミティ・スー」はスタッファー大尉以下7人が戦死、副操縦者ジミー・ワイン中尉が降下後戦死、航法士ニューマン少尉、機関士ショット少尉、無線通信士ダンスビー技術軍曹の3人が捕虜となった。
出典
- ^ “覆面脱いだ"屠龍" 陸軍の新鋭複座戦闘機”. 東京朝日新聞朝刊. (1944年11月26日)
- ^ 『世界の傑作機21 陸軍2式複座戦闘機「屠龍」』文林堂、1993年9月1日、16,56-61頁。
- ^ 樫出勇『B29撃墜記 夜戦「屠龍」撃墜王樫出勇空戦記録』光人社NF文庫、2005年新装版、ISBN 4-7698-2203-0
- ^ “Kawasaki Ki-45 Kai Hei (Mod. C) Type 2 Toryu (Dragon Killer) NICK | Smithsonian Institution”. スミソニアン協会. 2022年6月5日閲覧。
- ^ “Search the Collection | National Air and Space Museum”. スミソニアン航空宇宙博物館. 2022年6月5日閲覧。
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