風船爆弾とは?

ふう せんばくだん [5] 【風船爆弾】

日本第二次大戦中、アメリカ本土爆撃するために作った兵器紙製気球爆弾をつけ、偏西風にのせて飛ばした。

風船爆弾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/05 04:14 UTC 版)

風船爆弾(ふうせんばくだん)とは、太平洋戦争において日本軍が開発・実戦投入した、気球に爆弾を搭載した無差別爆撃兵器である[1][2]


  1. ^ a b c d e f g 戦史叢書45巻、83-85頁「潜水艦による対米風船爆弾、攻撃を断念す」
  2. ^ a b c d e 戦史叢書81巻、73-74頁「 「ふ」号兵器」
  3. ^ a b c d e f g h i j 埼玉県平和資料館『企画展「戦争と埼玉の地場産業 Ⅰ 小川和紙」展示図録』、1998年、32-49頁。
  4. ^ 殺人光線?
  5. ^ a b c d e f g h i j 戦史叢書81巻、457-458頁「「ふ」号特殊攻撃開始」
  6. ^ "気球爆弾による米本土攻撃 吉田綱夫" 中川 勇『陸軍気象史』陸軍気象戦友会協議会 陸軍気象史刊行会、1986年 476p
  7. ^ "気球爆弾による米本土攻撃 吉田綱夫" 中川 勇『陸軍気象史』陸軍気象戦友会協議会 陸軍気象史刊行会、1986年 482p
  8. ^ 松本健一 『日本の失敗 「第二の開国」と「大東亜戦争」岩波現代文庫 S134 ISBN 978-4006031343、269-271p
  9. ^ "気球爆弾による米本土攻撃 吉田綱夫" 中川 勇『陸軍気象史』陸軍気象戦友会協議会 陸軍気象史刊行会、1986年 476p
  10. ^ a b c d e f g h i 戦史叢書75巻、278-281頁「決戦兵器の研究」
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  13. ^ 半藤一利 『昭和天皇ご自身による「天皇論」』 講談社文庫 [は-82-1] ISBN 978-4062758529、116p
  14. ^ 戦史叢書87 陸軍航空兵器の開発・生産・補給457頁
  15. ^ 埼玉新聞 2007年8月9日 1面「風船爆弾 東へ」
  16. ^ a b c d 戦史叢書81巻、187頁「気球聯隊の臨時動員」
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  18. ^ a b c d e 戦史叢書45巻、84頁
  19. ^ a b 戦史叢書45巻、18-21頁「マリアナ沖海戦後の沸騰する議論」
  20. ^ a b c 戦史叢書81巻、8頁「サイパン島守備部隊の玉砕」
  21. ^ 戦史叢書45巻、21-22頁「嶋田軍令部総長の見解」
  22. ^ 戦史叢書45巻、22-23頁「立案の基礎」
  23. ^ 戦史叢書45巻、33-34頁「両総長の上奏と元帥府への御諮問―六月二十四日」
  24. ^ 戦史叢書45巻、34-36頁「元帥会議」
  25. ^ a b 戦史叢書45巻、36-37頁「元帥府の奉答」
  26. ^ 戦史叢書45巻、327-328頁「海軍特攻部と第一特別基地隊の発足」
  27. ^ 戦史叢書45巻、86-89頁「サイパン島の最期と中部太平洋方面艦隊の解隊」
  28. ^ a b 戦史叢書45巻、85頁
  29. ^ a b 戦史叢書81巻、340-341頁「攻撃実施命令下達」
  30. ^ 偏西風が変わる夏から秋は攻撃不能であること、アメリカの報道管制により戦果が確認できなかったこと、搭載爆弾が少なく威力過少であるという批判されたこと、京浜工業地帯の空襲被害で水素製造が困難となったこと、食料事情が悪化したこと、発射基地が米空母艦載機の空襲にさらされるようになったこと、などが理由である。
  31. ^ 風船爆弾の作戦終了後、余剰の和紙から海軍の本土決戦用防毒衣がつくられた。これは江戸時代の紙製雨合羽を国防色に染めたものであった。
  32. ^ 橋川文三 今井清一編著 『日本の百年8 果てしなき戦線』 ちくま学芸文庫 [ニ-9-8] ISBN 978-4480090782、468p
  33. ^ 埼玉新聞 2007年8月10日19面「風船爆弾 東へ」
  34. ^ コンニャクを固めるのに通常は炭酸カルシウムを用いるが、カルシウムは水に溶けないため和紙の表面に穴が開く。風船爆弾製造では気密性を保つために水酸化ナトリウムが用いられた。作業に動員された女学生(こんにゃく生産地に近い群馬県立前橋高等女学校の生徒の動員等)の指紋が消えたのは水酸化ナトリウムの作用である。
  35. ^ 埼玉新聞 2007年8月10日 19面「風船爆弾 東へ」
  36. ^ 水素ガスは横浜、川崎の昭和電工で製造され、ボンベで輸送された。
  37. ^ 大佛次郎 『終戦日記』 文春文庫 [お-44-1] ISBN 978-4167717353、48p
  38. ^ 埼玉県平和資料館『埼玉県平和資料館だより Vol.5-2』1997年 6p
  39. ^ 埼玉新聞 2007年8月9日 1面「風船爆弾 東へ」
  40. ^ 埼玉県平和資料館『埼玉県平和資料館だより Vol.5-2』1997年 6p
  41. ^ 埼玉新聞 2007年8月11日 19面「風船爆弾 東へ」
  42. ^ アメリカ軍はこのバラストから製造地及び発射地点を割り出して空襲の目標としていた。
  43. ^ 横山雅司 『本当にあった! 特殊兵器大図鑑』 彩図社文庫 ISBN 978-4801301399、78p
  44. ^ 阿部珠樹 『スタジアムの戦後史 夢と欲望の60年平凡社新書 283 ISBN 4582852831、64-65p
  45. ^ 早乙女勝元・岡田黎子 編『母と子でみる 毒ガス島』草の根出版会 1994年 ISBN 4-87648-099-0
  46. ^ 埼玉新聞 2007年8月11日 19面「風船爆弾 東へ」
  47. ^ 向田邦子父の詫び状』 文春文庫新版 [む-1-21] ISBN 4167277212、90p
  48. ^ 吉村昭 『東京の戦争』 ちくま文庫 [よ-1-5] ISBN 4480420967、120p
  49. ^ 埼玉新聞 2007年8月11日 19面「風船爆弾 東へ」
  50. ^ 笹山敬輔 『昭和芸人 七人の最期』 文春文庫 [さ-67-1] ISBN 978-4167906252、126-127p
  51. ^ 松本清張 『昭和史発掘 4』 文春文庫 [ま-1-34] ISBN 4167106345、19-21p・79-80p/『昭和史発掘 2』 文春文庫新装版 [ま-1-100] ISBN 978-4167697013、400-402p・466p
  52. ^ a b c 埼玉新聞 2007年8月15日 19面「風船爆弾 東へ」
  53. ^ 昭和20年2月以降、頻繁にアメリカ空母艦載機の攻撃を受けるようになり基地は放棄された。人員と機材は第1大隊に合流した。
  54. ^ 今尾恵介 『線路を楽しむ鉄道学』 講談社現代新書 1995 ISBN 978-4062879958、224-225p
  55. ^ 半藤一利 『清張さんと司馬さん』 文春文庫 [は-8-14] ISBN 4167483149、223-225p
  56. ^ 日本の戦後はアメリカにどう伝えられていたのか ハル A.ドレイク著 持田鋼一郎訳 p. 204
  57. ^ History of the Plutonium Production Facilities at the Hanford Site Historic District, 1943-1990
  58. ^ 山田風太郎 『戦中派虫けら日記 滅失への青春ちくま文庫 [や-22-15] ISBN 4480034099、566p
  59. ^ “Jap Incendiary Bomb is found in Montana woods”. The Evening Independent. (1944年12月20日). http://news.google.com/newspapers?id=t_ZPAAAAIBAJ&sjid=F1UDAAAAIBAJ&pg=6411,2444009&dq=coconut+japanese&hl=en 
  60. ^ 読売新聞社編 『昭和史の天皇3 本土決戦とポツダム宣言中公文庫 [S-23-3] ISBN 978-4122056091、114-117p
  61. ^ 岡村青 『秘話太平洋戦争 知られざる歴史の証言12話光人社NF文庫 [お N-790] ISBN 978-4769827900、43-44p
  62. ^ 星新一 『きまぐれエトセトラ』 角川文庫 [緑303-14] ISBN 4041303141、127p
  63. ^ 戦争遺跡保存全国ネットワーク編著 『保存版ガイド 日本の戦争遺跡』 平凡社新書 240 ISBN 4582852408、161p当該項目の執筆は渡辺賢二(刊行時の肩書きは明治大学講師、歴史教育者協議会事務局長)。366p。
  64. ^ 保阪正康 『日本解体 「真相箱」に見るアメリカGHQの洗脳工作扶桑社文庫 [ほ-4-1] ISBN 4594047947、249-250p
  65. ^ 深川英雄 『キャッチフレーズの戦後史』 岩波新書 新赤版135 ISBN 4004301955、21p
  66. ^ 埼玉県平和資料館『埼玉県平和資料館だより Vol.5-2』1997年 6p
  67. ^ 2007年に風船爆弾に関する研究をおこなっている櫻井誠子から寄贈された。
  68. ^ 国立科学博物館平成19年度業務実績報告書 (PDF) - 寄贈資料として「風船爆弾高度保持装置」の記載がある。
  69. ^ 木下健蔵著『消された秘密戦研究所』180頁・信濃毎日新聞社 1994年 ISBN 4-7840-9401-6
  70. ^ 七月鏡一原作・藤原芳秀作画 『闇のイージス 19』 小学館 YSC-2029 ISBN 409153029X、88-238p
  71. ^ 手塚治虫 『鉄腕アトム 12』 講談社 手塚治虫漫画全集 232 ISBN 4061732323、7-53p/『鉄腕アトム 8』 光文社文庫COMIC SERIES [て-1-8] ISBN 4334770088、3-49p/『鉄腕アトム 16』 サンデーコミックス ISBN 4253064949、169-215p/『鉄腕アトム 7』 講談社漫画文庫 [て-1-31] ISBN 4063603504、3-49p
  72. ^ いしいひさいちひさいち文庫 踊る大政界』 双葉文庫 [い-17-12] ISBN 4575712825、39p
  73. ^ いしいひさいち 『ひさいち文庫 近くて遠山の金さん』 双葉文庫 [い-17-28] ISBN 978-4575713305、153p


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