高層気象台
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高層気象台 | |
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高層気象台・気象研究所
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正式名称 | 高層気象台 |
英語名称 | Aerological Observatory |
所在地 | ![]() 〒305-0052 茨城県つくば市長峰1-2 北緯36度03分27.3秒 東経140度07分32.3秒 / 北緯36.057583度 東経140.125639度座標: 北緯36度03分27.3秒 東経140度07分32.3秒 / 北緯36.057583度 東経140.125639度 |
活動領域 | 高層気象の観測や研究、高層気象観測用測器の点検校正等 |
設立年月日 | 1920年8月25日 |
上位組織 | 気象庁 |
公式サイト | https://www.jma-net.go.jp/kousou/index.html |
高層気象台(こうそうきしょうだい)は、国土交通省気象庁の施設等機関である。高層気象の観測や研究、高層気象観測用測器の点検校正等の業務を行う。「気象台」の名を持ちながら天気予報を行わない2つの機関のうちのひとつである(もう一つは東京管区気象台)。日本の首都東京に最も近い高層気象観測地点としても、重要な役割を持っている。
概要
- 高層気象台で高層気象観測を行う際の観測所名は、「館野」(たての)である。その由来は沿革を参照のこと。気象関係者の間では、高層気象台は「館野」と呼ばれる事が多い。
沿革
- 1920年
- 現在のつくば市における最初の国の研究機関であり、研究学園都市の候補地選定において若干ながら影響を与えた。
- 11月1日:地上気象観測開始
- 1944年9月:ラジオゾンデによる高層観測開始
- 1955年7月:分光光度計による大気オゾン観測開始
- 1968年3月:オゾンゾンデによるオゾン観測開始
- 1975年3月:現庁舎(旧庁舎の北西寄り)に移転
- 2001年12月1日:地域気象観測(アメダス)の観測点名を「長峰」から「つくば」に変更
組織
- 総務課(省令第70条)
- 観測第一課
- 観測第二課
業務内容
- 地上気象観測、係留気球による下層大気の観測及び研究
- 自由気球による高層大気の観測及び研究
- 地上に設置した光学機器による超高層大気(オゾン層など)の観測及び研究
関連項目
外部リンク
「高層気象台」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
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