カイサリアのバシレイオスとは? わかりやすく解説

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カイサリアのバシレイオス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/28 14:31 UTC 版)

カイサリアのバシレイオス(カエサレアのバシリウス)(ギリシア語: Βασίλειος Καισαρείας, ラテン語: Basilius Caesariensis, 330年頃 - 379年)は、ギリシア教父4世紀の最も重要なキリスト教神学者の一人である。カイサリア(現在のカイセリ)の主教司教)を務めたことからこの名があり、大バシレイオスギリシア語: Μέγας Βασίλειος, Άγιος Βασίλειος ο Μέγας, ラテン語 : Basilius Magnus)とも呼ばれる。聖人の概念を持つ全ての教派で、聖人として崇敬されている。三位一体論の形成など異端反駁の一方、正教会で用いられる聖体礼儀奉神礼文を整備したことでも知られる。日本正教会での正式な称号を伴った呼び名は「我が聖神父カッパドキヤのケサリヤの大主教大ワシリイ[1]。バシル、聖バシルとも。


  1. ^ 『正教会暦 2009年』日本ハリストス正教会教団
  2. ^ a b 教皇ベネディクト十六世の101回目の一般謁見演説
  3. ^ 上智大学中世思想研究所 宮本久雄編訳・監修 『中世思想原典集成2 盛期ギリシア教父』 平凡社、1996年、281-301ページに収録されている。
  4. ^ バシル『大百科事典』 (平凡社, 1935)


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