殿堂入りとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > 殿堂入りの意味・解説 

殿堂入り

読み方:でんどういり

ある分野で非常に大きな成果業績などがあること。「殿堂」は大きくて立派な建物幅広く指す言葉で、そこから比喩的に学問殿堂」といったように特定の分野について中心的な役割を果たす建物や場所を指す。そして、さらに転じてそうした殿堂納められ程にその分野での栄誉があるものを、「殿堂入り」などという風に言う。

でんどう‐いり〔デンダウ‐〕【殿堂入り】

読み方:でんどういり

その分野で業績のあった人の功を顕彰し、名前を功労者名簿加えること。「ゴルフの—を果たす」

「殿堂入り」に似た言葉

殿堂入り

作者渡辺浩弐

収載図書プラトニックチェーン 03
出版社エンターブレイン
刊行年月2004.8


殿堂

(殿堂入り から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/24 07:27 UTC 版)

殿堂(でんどう)とは、

  1. 「庁堂」と並ぶ、古代日本建築様式の一つ。法隆寺金堂や興福寺東金堂などが代表的。
  2. 一般に大規模でかつ豪華・壮麗な建築物[1]
  3. 特定分野における中心的な機能を有する建築物や場所。
  4. 特定分野に功績のあった人物を記念するための施設・場所。本項で詳述。

ヴァルハラ神殿(ドイツバイエルン州

殿堂(でんどう、hall of fame)とは、ある分野において特筆すべき業績を残した個人もしくは団体の栄誉を称える目的で設立される博物館、顕彰館をいう。名誉殿堂ホール・オブ・フェイム[2]とも呼ばれる。

概要

優れた業績をもつ人々を1個所に集めるという発想は、19世紀バイエルン王国ルートヴィヒ1世ドナウ川沿岸に建設したヴァルハラ神殿にも見られる。これは戦死した英雄( = 英霊)たちが集まるという、北欧神話に登場する城「ヴァルハラ」にちなんだものである。

アメリカ合衆国カナダなどにおいて多く見られる殿堂は、記念の彫像、肖像画記念品などが陳列された実際のホールや博物館として存在しているものもあれば、より象徴的に特筆すべき人物の氏名が列挙されたリストが組織によって管理されているのみの場合もある。最近はインターネット上ウェブサイトとして作られている例もある。

ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムのように、路面に記念プレートを埋め込んだ形式のものはウォーク・オブ・フェイム (walk of fame、名誉の歩道) と呼ぶ。英語圏ではホール・オブ・フェイムの反意語として hall of shame(不名誉殿堂、ホール・オブ・シェイム)という洒落が使われることがある。

米国における最初の殿堂は、1900年ニューヨーク大学によって設立された「偉大な米国人の殿堂 (the Hall of Fame for Great Americans)」である。議論の余地はあるものの、最も有名な殿堂はニューヨーク州クーパーズタウンにある「アメリカ野球殿堂」である。ここはしばしば単に「殿堂」あるいは「クーパーズタウン」と略される。

一般にはスポーツの世界のそれがよく知られているが、看護学、成人教育学などの学問分野、ベストジーニストといったファッション分野でもそうしたものを設けている場合がある。

ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム
(アメリカ、カリフォルニア州ハリウッド

主な殿堂

文化・芸術・娯楽の殿堂

技術・産業の殿堂

スポーツの殿堂

アメリカ野球殿堂博物館
(アメリカ、ニューヨーク州クーパーズタウン

架空の世界での殿堂

関連項目

脚注

注釈

出典

  1. ^ 殿堂コトバンク公式サイト
  2. ^ ホールオブフェームコトバンク公式サイト

「殿堂入り」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「殿堂入り」の関連用語

殿堂入りのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



殿堂入りのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの殿堂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS