菊花紋章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/12 14:33 UTC 版)
菊花紋章(きくかもんしょう、きっかもんしょう)は、キク科キク属のキク(菊)を図案化した菊紋のうち、特に花の部分を中心に図案化した家紋のことである。菊花紋(きくかもん、きっかもん)、菊の御紋ともいう。単に菊紋(きくもん)と言う場合は葉、茎、花を組み合わせるか、いずれかを図案化したものも含める。
注釈
出典
- ^ 松村明 他編 『古語辞典』 旺文社
- ^ 「十六弁菊(十六葉一重表菊)は南朝の紋で、三十二弁菊(十六葉八重表菊)は北朝(および現・皇室)の紋である」との説明も見かけるが根拠不明である。
- ^ a b キクは頭状花序なので、正確には、中心の蕊に見える部分は筒状花、裏の萼に見える部分は総苞片である。
- ^ a b 加藤秀幸 他 『索引で自由に探せる家紋大図鑑』 新人物往来社、1999年
- ^ アークシステム編 『自由に使える家紋大図鑑』 グラフィック社、2003年
- ^ 皇室儀制令(大正15年皇室令第7号)第12条「天皇太皇太后皇太后皇后皇太子皇太子妃皇太孫皇太孫妃ノ紋章ハ十六葉八重表菊形トシ(後略)」
- ^ 皇室儀制令(大正15年皇室令第7号)第13条「親王親王妃内親王王王妃女王ノ紋章ハ十四葉一重裏菊形トシ(後略)」
- ^ 神社は伊勢・八幡・上下賀茂など、寺は泉涌寺・般舟院など。
- ^ 日本国憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力等に関する法律(昭和22年法律第72号)1条「日本国憲法施行の際現に効力を有する命令の規定で、法律を以て規定すべき事項を規定するものは、昭和22年12月31日まで、法律と同一の効力を有するものとする。」。
- ^ 明治流行歌史。他にも1929年(昭和4年)に誕生した伏見市誕生の際に製作された『伏見小唄』の歌詞で使用。
- ^ 特に銃は雑な扱いをしようものなら懲罰や私刑が待っている事もあったほど丁寧にされた。
- ^ 戦艦や巡洋艦、空母など。駆逐艦や潜水艦は狭義の軍艦ではないとされたので菊花紋章は付けられなかった。
- ^ 当初は磨き上げられた砲金製であったが、後に掲章する軍艦が大型化するとそれに伴って菊花紋章もデザイン上の都合から大型になり、重量上の問題が出たことから、木材(チークが用いられた)の上に金箔を貼って仕上げたものが使われるようになっている。
(出典:田宮模型:刊 森 恒英:著『軍艦雑記帳 下巻』 p4 - 6、p18) - ^ 外交史料 Q&A その他、外務省
- ^ 工業所有権の保護に関するパリ条約 第6条の3 国の紋章等の保護
- ^ “Article 6ter”. 6ter.wipo.int. 2022年10月29日閲覧。
- ^ 粟生こずえ (2015年12月25日). “えっ、埼玉の次はまさかの……!! 魔夜峰央『翔んで埼玉』単行本発売記念インタビュー あの街を舞台にした「続編」に期待大!?”. 宝島社. p. 1. 2016年5月27日閲覧。
- ^ 皇室儀制令(大正15年皇室令第7号)19条では「親王旗親王妃旗内親王旗王旗王妃旗女王旗(後略)」。
- 1 菊花紋章とは
- 2 菊花紋章の概要
- 3 民間団体等による使用例
- 4 関連項目
菊花紋章
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菊花紋章(きっかもんしょう)は、『御紋』とも言われ皇室を表す紋章である。「八重菊」「裏菊」「横見菊」「菊葉」の種類に分けられる。 詳細は「菊花紋章」を参照 紋名一覧 十六八重菊:天皇家 栂輪に十四八重菊:秋篠宮 十四八重菊:常陸宮、秩父宮、桂宮 (昭和)、高円宮 四つ横見菊に十四菊:三笠宮 三つ横見菊に十四八重菊:高松宮 四つ割り菊に四つ横見菊に十六八重菊:閑院宮 八つ鐶に十六菊:山階宮 十四裏菊:旧伏見宮、華頂宮、桂宮 (天正)、小松宮、梨本宮、東伏見宮 二つ横見菊に菊葉に十四裏菊:旧賀陽宮 二つ横見菊に菊葉菱に十六菊:旧久邇宮、旧朝香宮 二つ横見菊に菊葉菱に十四菊:旧東久邇宮 二つ横見菊:旧北白川宮 四つ横見菊:旧竹田宮 三つ横見菊:有栖川宮 天皇家 秋篠宮 常陸宮 三笠宮 高円宮 旧北白川宮(伏見宮系) 旧竹田宮(伏見宮系) 旧東久邇宮(伏見宮系) 高松宮【断絶】 有栖川宮【断絶】 「家紋の一覧#菊紋」も参照
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