流行歌
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流行歌(りゅうこうか)は、一時期広く世間に流布し、多くの人に好まれ歌われた歌。
注釈
- ^ アンソロジー形式のものもあるが途中で曲が切られる。
- ^ 映画の主題歌や企画盤ではこの限りではない。
- ^ 藤山は本名増永丈夫といって音楽学校が将来を期待するクラシック音楽生だった。
- ^ 地方から老母が戦死した息子を弔いに招魂社(靖国神社)に来る姿を描いた歌で、招魂社讃美の歌。しかしこの老母が都会や戦時体制にすれていない姿に描かれており、当時の戦時体制がそれまでの常識に外れた異常なものであることを風刺した歌とも読める。[要出典]
- ^ ただし実際には前線の兵士の間でも支持を得てヒット曲となった。
- ^ この「松山時夫」=「松平晃」については「片瀬波」作詞者の高橋掬太郎が真っ向から否定しているが、今も一部の楽譜集には誤って松平晃の曲のまま掲載されている。
- ^ ステレオ録音の時代になって、過去のヒット曲を再録音することはあった。
- ^ ただしこの曲は収容所で覚えた歌を書き起こしたものであったため、発売後に、昭和15年林伊佐緒による『東京パレード』の替え歌だったとわかり発売中止になった。
- ^ キングレコードや日本コロムビアは、歌手によりSP・モノラル録音とステレオ再録音の両方を復刻することが多い。
- ^ 他にも本人が既に死亡している場合、別の歌手に歌わせて無理矢理にステレオ音源として収録し復刻にあてる例もある。こうなるともはやカヴァーであって「復刻」ですらないが、レコード会社はこの矛盾について一切触れることなく販売している。
出典
- ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、397頁。ISBN 4-309-22361-3。
- ^ http://www.discogs.com/.../Bing-Crosby-White-Christmas/.../2...[リンク切れ]
- ^ 佐藤洋希「放送における「日本国民音楽の確立」」
- ^ 古関裕而『鐘よ鳴り響けー古関裕而自伝』主婦の友社 1980年
流行歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:50 UTC 版)
「めんどうみたョ」(ハナ肇とクレイジーキャッツ) ※歌詞に国定忠治・平手造酒・吉良の仁吉らが登場する。
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流行歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 23:08 UTC 版)
幸朗・幸子は世相のみならず、流行歌の歌詞やタイトルにケチをつけ「歌謡漫才」の要素を加味したことで、広く知られることとなった。このため「幸朗・幸子にこき下ろされれば、歌手として一人前」という風潮さえあったという。 幸子が流行歌(森昌子「せんせい」、水前寺清子「いつでも君は」など)を聴くに堪えぬ金切声でひとしきり歌い(歌の最中にも幸朗は細かいツッコミを入れる)、歌い終わる頃に幸朗が「止まれ~! ストップ!」と号令を出し歌を終わらせ、「善良なお客さんを前にして、何という耳障りな歌を歌いよるかァ! ……愚かなる女め」とやり込める。幸子が負けずに「○○の○○という歌やで!」と言い返す。すると幸朗は「そんなもン、言わいでもわかってるわい」と口答えするので、幸子が「ホナ、ごちゃごちゃ言うなこのヨダレクリ(またはウズラ)!」と幸朗をやり込める。そして幸朗が「このごろ、わけの分からん歌が多すぎる!」と言うと、幸子は「そら! お客はん始まりましたでえ!」または「ぼつぼつ歌の方に回ってまっせ!」と煽り、ネタに入る。 幸朗は流行歌の歌詞(完全な引用ではなく、幸朗のしゃべくりのテンポのため微妙に変化している)を次々と槍玉に上げ、ひとりでぼやき続ける。 浅田美代子「虹の架け橋」「さわやかな私の朝を あなたにあげよう」→「なんぼ自分の名前がアサ田でも、朝はおまえだけのもんやないぞォッ」 あのねのね「ネコ・ニャンニャンニャン」「猫ニャンニャンニャン 犬ワンワンワン 蛙もアヒルもガーガーガー」→「どついたろか馬鹿モノ!! もっと責任ある歌歌え!!」 天地真理「若葉のささやき」「若葉が街に急に萌(も)えだした」→「若葉が燃えるか! あんなもン燃えてみィ。消防署のオッサン忙しいてどもならん!」 五木ひろし「愛の始発」「川は流れる 橋の下」→「当たり前や。橋の上流れとったら水害やがな」 五木ひろし「ふるさと」「祭りも近いと汽笛は呼ぶが」→「汽笛が物言いまっか。汽笛が物言うてみ、駅の近くの人ら、やかまして夜寝られへんがな」 「洗いざらしのジーパン一つ」→「ジーパン一つでうろうろすなよ!」 五輪真弓「約束」「一所懸命育てた鳥でさえ 窓を開けたら飛んでいく」→「当たり前やないか。鳥かて羽があんねん、飛んでいくよ。飛んで嫌なら金魚飼うとけ!」 井上陽水「東へ西へ」「昼寝をすれば夜中に 眠れないのはどういうわけだ」→「当たり前やないか! そんなら昼寝すな!」 井上陽水「夢の中へ」「探し物は何ですか」→「ほっとけ!!」 「見つけにくいものですか」→「知るか、そんなもん!!」 「それより僕と踊りませんか?」→「馬鹿にすなぁ!」「誰が踊るか!!」 「まだまだ探す気ですか、踊りましょう」→「どつき回すぞ!!」 上田正樹「俺の借金全部でなんぼや」「俺の借金全部でなんぼや」→「そんなもん自分で数えんかいっ!!」 沖田浩之「E気持」「A・B・C、A・B・C あー E気持」→「(間髪入れずに即ギレして)馬鹿者ぉ!!」 研ナオコ「かもめはかもめ」「当たり前や! そんなもん楽団使うてたいそうに言うな!」 西郷輝彦「海はふりむかない」「当たり前や! ほんなもん海が振り向いてみぃ、船ぇ元の港へ逆戻りじゃ!」 桜田淳子「気まぐれヴィーナス」「去年のトマトは青くて固かったわ だけどいかが もう今年は赤いでしょう」→「どついたろか馬鹿モノ! トマトってもんは1年せな赤うなりまへんか? そんなもん早う腐ってもうとるわ! それ知らんと食べて腹こわしたらどないすんねん」 千昌夫「アケミという名で十八で」「アケミ言うたら皆18かい!! うちの近所のアケミは68や!!」 竹内まりや「不思議なピーチパイ」「ときめくハートがその証拠 人生が今キラキラと近づいてくる」→幸朗「何ぬかしとんねん。なんでワシがお前に近づいていかなあかん! 馬鹿にすなぁ!」幸子「人生が違うの! あほか!」 千賀かほる「真夜中のギター」「そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ」→「近所迷惑やがな! 夜明けまでギター奏いとったら『やかましわ! 静かにせんかい!!』って怒鳴りに来るで!!」 並木路子「リンゴの唄」「リンゴは何にも言わないけれど リンゴの気持ちはよく分かる」→「リンゴが物言うか! リンゴが物言うたら果物屋のおっさんがうるそうてかなわんやないか」 西田佐知子「神戸で死ねたら」「どこでなと死んでこいッ、神戸は死にやすいんかい。わざわざ死ぬとこまで相談すな」 細川たかし「心のこり」「私バカよね おバカさんよね」→「己を知っとる(と細川を褒めるも幸子がツッコミを入れる)」 堀内孝雄「君のひとみは10000ボルト」「人間の目ン玉電気か! 私この歳なるまで目の玉に電気代払うたことないわ」 松本ちえこ「恋人試験」「私の一番かわいい所(とこ)どこですか?」→「己で勝手に探さんかい」 松山千春「残照」「西の空が溜息ついた」→「西の空溜息ついてみい! 九州の人、やかまして夜寝られへんがな!」 松山千春「窓」「小さい部屋の窓から見える 空の青さはわかるけど 空の広さがわからない」→「当たり前やがな! お前何考えて生きてんねん! 長生きせえよ! お前やろ、デパートのエスカレーターの階段の数かぞえて一日日暮らしてるんは」 都はるみ「おんなの海峡」「波よ教えておくれ 私の明日はどこにある」→「長生きせえよ。波が物言うか!」 山口百恵「イミテイション・ゴールド」「声が違う 年が違う 夢が違う ほくろが違う… ごめんね 去年の人とまた比べている」→「毎年男変えとんのか! はっきりせえよ、はっきり!!」 和田アキ子「私は歩いている」「わしも歩いとるやないか」 似た歌詞の曲を連続でネタにするもの、あるいはフレーズが共通しているもの伊東ゆかり「小指の想い出」・西城秀樹「ブーメランストリート」「あなたが噛んだ小指が痛い」→「誰が噛んでも痛いわ!」 「カリッと音がするほど小指を噛んで 痛いでしょう 痛いでしょう」→「当たり前やないか! 誰でも小指噛んだら痛いわ!」 井上順之「昨日・今日・明日」・梓みちよ「もう来ない明日」「昨日なら昨日、今日なら今日とはっきりさせェッ」「ほな今日ばっかりかい。月給はいつもらえんねン」 西城秀樹「白い教会」・近藤真彦「ブルージーンズメモリー」「涙なんているもんか バカヤロー!!!」または「さよならなんて、言えないよ。バカヤロー!!!」→「ワテが言いたいセリフやないかい、バカヤロー!!!」 幸朗はすべての歌をこき下ろしたわけではなく、時折、「この歌はよかった! みなさん! こういう歌を聞かなあかん」と激賞していた。例えばちあきなおみ「喝采」、五木ひろし「夜空」などである。 幸朗の歌に対するボヤキが最高潮に達した時、幸朗は「責任者出てこい!」と絶叫する。幸子が「出てきたらどないすンのン」とたずねると、幸朗は「謝ったらしまいや!」とうそぶく。ここで幸子が「アホ! いつまでぼやいてんねや、この泥亀!」と一喝する(「泥亀」の代わりに「鼻クソ」「このヨダレくり」となじることもあった。また、「人が黙って聞いとったら、いつまでいちびってんの。ほんまに~!」などのバリエーションがある)。すると幸朗は意気消沈して「かあちゃん堪忍!」と謝る。幸子が「何がかあちゃんや!」とふてくされると、幸朗は「ごめんちゃい!」と言い(両手を頭の上に持っていき、股を開くポーズをとって「なんちゃって」と言うパターンもあった)、幸子が「いちびるな」とたしなめて一段落する。
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「流行歌」の例文・使い方・用例・文例
- ポップス,流行歌
- 流行歌
- 私の娘は流行歌のことなら何でも知っている
- バンドはひと昔前の流行歌を何曲か演奏した。
- その歌はあなたが生まれる前の流行歌です。
- 由美の趣味は流行歌をうたうことです。
- 彼女は最近の流行歌を歌っている。
- 彼は流行歌を歌うのが好きです。
- 彼は日本で有名な流行歌手です。
- 私は流行歌にはほとんど全く興味がない。
- ルーシーが流行歌手と結婚するのは確かだ。
- 彼は流行歌手の花形になることを切望している.
- 流行歌[歌手].
- 流行歌.
- 流行歌を歌う.
- あの流行歌手は二重瞼の手術をした.
- 流行歌手はある意味で時代の申し子である.
- 彼女は流行歌手として物になりそうだ.
- オーケストラの録音に合わせて(通常バーかナイトクラブで)流行歌を歌うこと
- 女性の歌手(特に流行歌の)
流行歌と同じ種類の言葉
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