ハーモニカとは? わかりやすく解説

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ハーモニカ【harmonica】

読み方:はーもにか

リード楽器の一。平らな小箱型で、穴の並んだ側面に口を当て、息を吸った吐いたりして内部金属製リード振動させて音を出す。ハモニカ

[補説] 米口語mouth harpまたはharpとすることから、ハープともいう。→ブルースハープ


ハーモニカ [harmonica]

別名マウス・オルガン、マウス・ハープ後者は主にブルース・ハーモニカを指す。旋律和音吹けるものと、ブルース・ハーモニカのように基本的に単音のものとがある。親しみやすい楽器ながら表現力は豊かで、主に単音奏するときの演奏技法にはフェーク口の形や舌の位置によって音色変化させる)、ピッチ低めるベンドポルタメント楽器を手で覆うと音がこもることを利用したハンド・カバー(吹きながら手をヒラヒラさせてこもった音と開放の音を交互に出し、音が揺れるような効果を得る)などがある。重音奏するときにはマンドリン技法(舌を横に震わせる)、分散和音などの技法使われる

ハーモニカ

作者内海隆一郎

収載図書人びと岸辺
出版社筑摩書房
刊行年月1990.2


ハーモニカ

作者ポール・ジェニングス

収載図書とても書けない物語
出版社トパーズプレス
刊行年月1994.9
シリーズ名PJ傑作集


ハーモニカ

作者田村理江

収載図書ポケットの中のお話
出版社朱鳥
刊行年月2001.4


ハーモニカ

作者小松左京

収載図書月よ、さらば
出版社角川春樹事務所
刊行年月2003.4
シリーズ名ハルキ文庫


ハーモニカ

作者西山東吾

収載図書光の道標
出版社新風舎
刊行年月2007.3
シリーズ名新風舎文庫


ハーモニカ

作者近藤富子

収載図書福ちゃん給食ごちそうだったころ
出版社新風舎
刊行年月2007.6


ハーモニカ

作者松浦信子

収載図書こすもすベーカリー物語
出版社新日本出版社
刊行年月2008.1
シリーズ名おはなしのピースウォーク


ハーモニカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/01 15:08 UTC 版)

ハーモニカ (: harmonica) は、自由簧(フリーリード)を使った小さな楽器で、おもにポピュラー音楽や民俗音楽で使われる。ハモニカとも呼ばれることがある。また、かつては口風琴(くちふうきん)と訳されたこともある。クロマティック・ハーモニカ、ダイアトニック・ハーモニカなどの種類がある。また関連機器として鍵盤ハーモニカがある。


注釈

  1. ^ 1965年12月16日、ジェミニ6-A号の船長ウォルター・シラー(ウォーリー・シラ)が地球と交信中、こっそり宇宙船に持ち込んだ私物のハーモニカ(ホーナー社のミニハーモニカ「リトル・レディ」)でジングル・ベルを演奏した。その時の音声はYouTubeのビデオ Gemini 6: Jingle Bells その他で聴くことができる。
  2. ^ 曲名:『ハンガリー舞曲第5番』 演奏者:台湾「狂響口琴楽団」 撮影地:東京・谷口楽器 撮影日:2018年3月12日
  3. ^ グランド・ファンク・レイルロード。『孤独の叫び』でブルースハープを演奏。
  4. ^ ジョン・レノンにハーモニカを教えたとされる
  5. ^ ヤードバーズのヴォーカル兼ハープ奏者。76年に33歳で死去
  6. ^ 元ラヴィン・スプーンフル。76年にソロでもヒットを放った
  7. ^ スティーヴ・ミラー・バンドと共演
  8. ^ 大阪市鶴見区でハーモニカ教室を主宰しており、南里沙・山下伶ら数多くの若手プロハーモニカプレーヤーを育成。クロマチックハーモニカ教本&曲集やハーモニカのメンテナンス方法を解説したDVDも出版。
  9. ^ 国内及び国際コンクールで数々の優勝を果たし、精力的な演奏活動を行う。2013年5月22日にアルバム『Mint Tea』(キングレコード)でメジャーデビューし、多くのアルバムを発表。ドイツ・HOHNER社とエンドース契約を結ぶ。
  10. ^ 学生時代にハーモニカとギターを独学で始める。1994年に鈴木楽器製作所へ入社し、2007年に退社するまでの13年間「ハーモニカに携わる業務全般(製造・修理・組立・調律・営業・教本&曲集編集など)」を経験。
  11. ^ 週に1-2回東京都内の徳永ハーモニカ教室で講師を兼務すると共に、メジャーデビュー前からロマチックハーモニカ&フルート演奏・及びメディア出演を通じての「クロマチックハーモニカ普及活動」を精力的に展開している(自身が講師を務めるハーモニカ教室受講生の発表会も年に数回開催)。2016年7月20日にアルバム『Beautiful Breath』でプロデビューした。ホーナー製クロマチックハーモニカ「Super 64 Gold・X」を愛用している。

出典

  1. ^ bass 58”. www.hohner.de. www.hohner.de. 2021年9月22日閲覧。
  2. ^ 鈴木楽器製作所のサイレンサー(消音器)付きハーモニカ「SUZUKI SNB-20  SHINOBIX 忍」
  3. ^ Weinstein, Randy F.; Melton, William (2001). The Complete Idiot's Guide to Playing the Harmonica. ISBN 0-02-864241-4. https://archive.org/details/completeidiotsgu00will 2021年3月9日閲覧。 
  4. ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、395頁。ISBN 4-309-22361-3 
  5. ^ https://www.suzuki-music.co.jp/information/11261/ 鈴木楽器製作所公式サイト「ハーモニカの歴史」 2021年1月30日閲覧
  6. ^ 尾高暁子『両大戦間期の中日ハーモニカ界にみる大衆音楽の位置づけ』,東京藝術大学音楽学部紀要 33, pp.15-34, 2007年
  7. ^ 455 Echo Celeste Tremolo Harmonica”. www.musiciansfriend.com. www.musiciansfriend.com. 2021年9月22日閲覧。
  8. ^ Huey, Steve. “Big Walter Horton: Biography”. AllMusic. 2023年9月19日閲覧。
  9. ^ AllMusicのバイオ
  10. ^ "I Started the Big Noise Around Chicago". Interview with Snooky Pryor conducted by Jim O'Neal, Steve Wisner, and David Nelson. Living Blues, no. 123 (Sept.–Oct. 1995), pp. 10–11.
  11. ^ Brian Jones”. The Rolling Stones.com. The Rolling Stones. 2015年1月30日閲覧。
  12. ^ Barnard, Stephen (1993). The Rolling Stones: Street Fighting Years. BDD Illustrated Books. p. 22. ISBN 079245801X 
  13. ^ a b “ハーモニカ奏者、大石昌美氏が死去 「歌うハーモニカ」と親しまれる”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2021年7月1日). https://www.sanspo.com/article/20210701-PV62QNYI35M35OKXGJKESU477Q/ 2023年1月9日閲覧。 
  14. ^ “ブルースハーモニカ第一人者の妹尾隆一郎さんが死去”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2017年12月23日). https://www.sanspo.com/article/20171223-EZRE5LJMPRJ2JNYFX4RVQ2P6WQ/ 2023年1月9日閲覧。 
  15. ^ 堀井勝美プロジェクト・1993年8月21日発売のアルバム『LOVERS』での櫻井隆章のライナーノーツによる。
  16. ^ トンボ楽器製作所製のハーモニカホルダー「HH-800」を考案。また、同社の10穴ハーモニカ「メジャー・ボーイ」の製作にも協力。現在両モデルは国内外を問わず広く使用されている。[1]
  17. ^ 連続テレビ小説『エール』解説付き再放送直前コラム - 全日本歌謡情報センター 2020年10月22日閲覧



ハーモニカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 18:52 UTC 版)

横山ホットブラザーズ」の記事における「ハーモニカ」の解説

アキラ担当。ハーモニカを鼻息吹いていた、父の東六から受け継いだネタ

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ハーモニカ(10ホールズダイアトニックハーモニカ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 07:55 UTC 版)

タブラチュア」の記事における「ハーモニカ(10ホールズダイアトニックハーモニカ)」の解説

ハーモニカ用のタブ譜は、数字穴番号を示す。吸音・吹音の区別には以下のようなものがある。 三線譜の吸音第一間、吹音は第二間に書く。 一線の上下に吸音・吹音を書き分ける数字を吹音・丸数字吸音とする。 吸音数字前に-をつける。 数字の後に吹音はB(Blow)・吸音はD(Draw)をつける。 数字に↑↓をつける。あるいは↑の中に数字を書く。 ベンドなどの奏法については独自の記述なされることもある。 クロマチックハーモニカ用に五線譜番号ついているものもある。スライド操作を示す←が書かれている。これは穴番号を示すタブ譜でなく、音名を表す数字譜場合もある。 複音ハーモニカ用いられるものは、音名数字表したもので、これはタブ譜ではなく数字譜である。

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ハーモニカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/20 02:58 UTC 版)

谷口楽器」の記事における「ハーモニカ」の解説

日本国内外のメーカー全種類のハーモニカ(テンホールズ・ハーモニカ、クロマチック・ハーモニカ複音ハーモニカ、アンサンブル・ハーモニカ、教育用ハーモニカ、鍵盤ハーモニカ、他)を、入門モデルからプロモデルまで幅広く揃え在庫総数常時2000以上にのぼる。客は店員説明聞きながら試奏することが可能。 国内外有名なハーモニカ奏者もよく谷口楽器立ち寄る。ハーモニカフロアの壁には、来店し国内外奏者サイン色紙びっしりと貼られ、ハーモニカ版ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームのような観を呈している。

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ハーモニカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 10:46 UTC 版)

橋本絵莉子」の記事における「ハーモニカ」の解説

HOHNERブルースハープ使用している。キーはAで、「ハテナ」を演奏する際に使用

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ハーモニカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 16:52 UTC 版)

トンボ楽器製作所」の記事における「ハーモニカ」の解説

あらゆるタイプのハーモニカを製造している。2018年現在は、テンホール・ハーモニカ、複音ハーモニカ、アンサンブルハーモニカ(低音用のバス・ハーモニカや和音伴奏用のコード・ハーモニカを含む)、クロマチック・ハーモニカ教育楽器向けの「教育用ハーモニカ」などを手がけている。 戦前では宮田東峰監修複音ハーモニカ「ミヤタ・バンド」が有名である。戦後は、教育楽器として学童のあいだでも普及した「トンボ・シングル」や、長渕剛やゆずなども使用するテンホールズ・ハーモニカの「メジャーボーイ」、ミック・ジャガーなど海外プロ奏者愛用するLee Oskar」(リー・オスカー)や「folkblues」などが有名。海外へは、Lee Oskerモデル中心に30カ国以上(「40ヶ国以上」とも)に輸出している。

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ハーモニカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/31 05:35 UTC 版)

ホーナー (企業)」の記事における「ハーモニカ」の解説

Blues Harp 木製コーム採用。ハーモニカと言えばブルース・ハープと言われるほどの、定番中の定番Marine Band 木製コーム採用枯れた音色で、プロ奏者利用も多い。 Old Standby 木製コーム採用。やや小ぶりサイズ。 Special-20 樹脂コーム採用。息もれも少なくなめらかな音色Pro Harp 樹脂コーム採用。名前の通りプロ愛用者も多い安定的な音色Golden Melody 樹脂コーム採用カーブ滑らかなボディで、演奏性が高い。

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ハー・モニカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 01:34 UTC 版)

saku sakuの出演者、登場キャラクター」の記事における「ハー・モニカ」の解説

2008年9月4日放送回から登場した「THE 暗黒MEN」のサポートメンバー女性。ハーモニカのパートがある時の参加する初参加は「あきる野のうた」。

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ハーモニカ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/05 21:34 UTC 版)

名詞

ハーモニカ口風琴

  1. フリーリード使った小さな楽器

翻訳

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「ハーモニカ」の例文・使い方・用例・文例

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