朗詠とは? わかりやすく解説

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ろう‐えい〔ラウ‐〕【朗詠】

読み方:ろうえい

[名](スル)

詩歌などを、節をつけて声高くうたうこと。吟詠。「人麿の歌を—する」

平安中期から流行した歌謡で、漢詩文一節朗吟するもの。中世以降雅楽化された。詞章となる詩歌収めたものに「和漢朗詠集」などがある。


朗詠

読み方:ロウエイ(rouei)

漢詩文秀句朗吟すること。

別名 郢(えい)曲


朗詠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 15:34 UTC 版)

朗詠(ろうえい)は、日本歌曲の一形式。和漢の名句を吟唱するもので、今日の詩吟とほぼ同じ性格を有する[1]。中国にも「吟誦」という類似な形式がある。


注釈

  1. ^ 「このめでたい時節にめぐりあわせて、よろこびは限りなく、それが永遠につづくようにと願い、その楽しみは尽きることがない」という意味。『和漢朗詠集』収載。
  2. ^ 古今和歌集』収載の「詠み人知らず」の歌、「我君は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」が初出である。『和漢朗詠集』にも収載されている。
  3. ^ 少将藤原義孝の七言詩の一聯。原文は「朝有紅顔誇世路 暮為白骨朽郊原」。

出典



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