序破急とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 序破急の意味・解説 

じょ‐は‐きゅう〔‐キフ〕【序破急】

読み方:じょはきゅう

雅楽で、楽曲構成する三つ楽章。初部の「序」は緩徐拍子に合わず中間部の「破」は緩徐拍子に合い、終部の「急」は急速で拍子に合う。

芸能における速度3区分。「序」はゆっくり、「破」は中間、「急」は速く講談などの話のテンポ邦楽などの演奏テンポなどにいう。

芸能における演出上の3区分。「序」は事なくすらすらと、「破」は変化富ませ、「急」は短く軽快に演ずる能・舞踊などでいう。

能や浄瑠璃などで、脚本構成上の3区分。「序」は導入部、「破」は展開部、「急」は結末部。

能などで、番組編成上の3区分。五番立て番組で、脇能を「序」、二番三番四番目を「破」、五番目を「急」とする。

連歌俳諧で、一巻(ひとまき)の運び規制した形式原理。「序」は無事に静かに、「破」は曲折富んでおもしろく、「急」はさらさらと軽くつけ終わるべしとするもの。

すべての物事の、始め・中(なか)・終わり物事展開してゆく流れ。「話に―の変化をつける」


序破急

読み方:ジョハキュウ(johakyuu)

音楽芸能時間的に展開していく順序構成


序・破・急

物の動き順序教えたもので、初めは静かに次第早く最後は最も急にやれということで居合いの刀の抜き方がこの方式である。先ず鯉口を切り、静かに抜き初め次第速度増し、そして最後抜きつけの鞘ばなれであり、この瞬間が最も早く、最も鋭い。
剣道打突もまさにこの通りであり、初めは心静かに始動し最後の打突のところが一番強く一番鋭くなければばらない。

序破急

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 15:15 UTC 版)

序破急(じょはきゅう)とは、日本の雅楽舞楽から出た概念であり、能楽連歌蹴鞠香道剣術抜刀術居合道茶道[1]など芸道論で使用される言葉である。脚本構成としては、に限らず、浄瑠璃および歌舞伎等においては、 日本では中近世以降、伝統的に用いられてきた構成である[2][3][4]映像分野脚本構成においても、序破急の同義語である三幕構成が国際的に主流となっている[5]。また、文章構成などにおける三段構成(パラグラフ・ライティング、三幕構成等)を指す概念としても用いられる。




  1. ^ 千玄室『日本人の心、伝えます』2016年、幻冬舎、88ページ。
  2. ^ 大辞林』 第三版 三省堂じょはきゅう【序破急】」の項
  3. ^ 世界大百科事典』 第2版 平凡社じょはきゅう【序破急】」の項
  4. ^ 「歌舞伎舞踊の作品と表現-五段構成と序破急」独立行政法人日本芸術文化振興会 文化デジタルライブラリー2014年2月28日閲覧
  5. ^ 浜野高宏; 今村研一、ハンス・ロバート・アイゼンハウアー (2012年). “ドキュメンタリーの国際共同製作ガイダンス (PDF)” (Japanese). 公益財団法人ユニジャパン. p. 12. 2014年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月2日閲覧。


「序破急」の続きの解説一覧

「序破急」の例文・使い方・用例・文例

  • 序破急の序
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「序破急」の関連用語

序破急のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



序破急のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
たのもうや@武道具店たのもうや@武道具店
Copyright(c)2023 SHOJI Martial Arts Equipments Shop All rights reserved.
たのもうや@武道具店剣道用語辞典
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの序破急 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2023 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2023 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2023 GRAS Group, Inc.RSS