丹波 明
丹波明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/29 03:05 UTC 版)
丹波 明(たんば あきら、1932年12月5日 - 2023年4月14日)は、日本の現代音楽作曲家、音楽学者。丹波哲郎は従兄。
来歴・人物
神奈川県横浜市出身。東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業後、1960年にフランス政府給費留学生として渡仏して以来、フランスに在住。
渡仏後、パリ音楽院に入学し、オリヴィエ・メシアン、トニー・オーバンに師事。1963年にパリ音楽院卒業後、1964年から3年間、フランス国立放送研究所にてミュージック・コンクレートを研究。1968年よりフランス国立科学研究センターに入り、1998年から主任研究員。パリ大学で教えていた。
1971年、日本の能の音楽の研究によって、パリ第4大学(ソルボンヌ大学)より音楽博士号。1984年、日本音楽の理論の研究により、同大学よりフランス国家博士号[1]。
2023年4月14日、フランスで死去[2]。90歳没。
主要作品
- 邦楽器のための「音の干渉」シリーズ(8曲)。
- ピアノとオーケストラのための「曼荼羅」
- チェロ協奏曲「オリオン」
- 弦楽四重奏とポテンションメーターのための「タタター(真如)」
- 第1、第2ヴァイオリン協奏曲
- 電気楽器のための「乱流」
- フルートと弦楽オーケストラのための室内協奏曲
著書
- 創意と創造(音楽之友社):1972年 絶版
- 「序破急」という美学(音楽之友社):2004年 ISBN 4276133084
脚注
- ^ Akira Tamba (1986). La theorie musicale japonaise (du 8e a la fin du 19e siecle) (doctorat en Musicologie thesis). Paris 4. 2021年12月19日閲覧。
- ^ “作曲家の丹波明さん死去 クラシックに能音楽を融合、オペラ「白峯」”. 朝日新聞デジタル. (2023年4月19日) 2023年4月19日閲覧。
「丹波 明」の例文・使い方・用例・文例
- 丹波という,近畿地方にあった国
- 昔の行政区分である,丹後の国と丹波の国
- 聡明な
- 上記の説明を見よ
- 上記の説明
- 公正な,公明正大な
- この問題の性質はきわめて明らかだった
- 説明を信じる
- それで彼の行動の説明がつく
- 電灯の発明はエジソンによるとされている
- あて先不明
- これは他に何とも説明のしようがない
- 明らかなアルコール依存症者
- 明後日再度来てください
- 彼は黒澤明に次いで最高の映画監督だ
- その犯罪に関する2人の目撃者の説明は一致しなかった
- 明日の朝迎えに行っても構わないかい
- 彼は必ず明日帰って来るだろう
- 明け方近くに
- それは明らかに彼女の問題だ.私には関係ない
固有名詞の分類
- 丹波明のページへのリンク