催馬楽とは? わかりやすく解説

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さいばら【催馬楽】

読み方:さいばら

平安初期ごろに成立した歌謡の一。上代民謡などを外来唐楽曲調にのせたもので、笏拍子(しゃくびょうし)・笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・竜笛(りゅうてき)・琵琶・箏(そう)を伴奏とする。歌詞は律25首、呂(りょ)36首が残るが、曲は室町時代廃絶、現在10曲ほど復興


催馬楽


催馬楽


さいばら 【催馬楽】

平安中期から室町期まで宮中賢所神楽のときうたわれた歌謡。瑟・琵琶・笛笏拍子などで舞楽の譜に合わせてうたう。もと町の歌だったものが宮中入ったといわれるサイバラ大蔵省貢物を運ぶ馬追い歌の意とも、「我駒」の意とも、雅楽歌曲前張の転とも、諸説がある。

催馬楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 03:09 UTC 版)

催馬楽(さいばら)とは、平安時代に隆盛した古代歌謡。元来存在した各地の民謡・風俗歌に外来楽器の伴奏を加えた形式の歌謡である[1]。管絃の楽器笏拍子伴奏しながら歌われた「歌いもの」の一つであり、多くの場合遊宴や祝宴、娯楽の際に歌われた[2][3][4]語源については馬子唄や唐楽からきたとする説などもあるが定かではない。




注釈

  1. ^ そのために、風俗歌が荷前の貢進にともなった東歌の系統に属するのに対し、催馬楽は大嘗祭における稲穂の貢進にともなった風俗歌の系統であるとする推定が生まれている。西村(1966)p.90
  2. ^ 一説には一条雅信(源雅信)によって律呂の譜が定められたといわれている(『奥義抄』など)。

参照

  1. ^ a b c 秋澤(2010)p.65
  2. ^ a b c 増本(1990)p.108
  3. ^ 吉川(1990)p.78
  4. ^ a b c d e f g h i 多田(2004)
  5. ^ a b c 声楽(日本辞典)
  6. ^ a b 西村(1966)pp.90-91。原出典は『折口信夫全集 第14巻』p.185
  7. ^ a b c 増本(1990)p.109
  8. ^ 西村(1966)pp.89-90
  9. ^ 西村(1966)p.90。原出典は藤田『日本文学大辞典』「催馬楽」の項
  10. ^ 西村(1966)p.90
  11. ^ 豊永聡美「平安時代における天皇と音楽」(初出:『東京音楽大学研究紀要』25号(2004年)/改題所収:豊永「鎌倉期以前の天皇と音楽」『中世の天皇と音楽』(吉川弘文館、2006年) ISBN 4-642-02860-9 P31)


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