くめ‐まい〔‐まひ〕【久▽米舞/来目舞】
久米舞
久米舞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 01:39 UTC 版)
久米舞の歌は、歌2人と伴奏である。 管のみでの音取(ねとり)ののち、歌「うたのたかきに...」を、参入音声(まいりおんじょう)と「前妻(こなみ)が...」の揚拍子(あげびょうし)(舞がある。ここのみリズムは拍節的)とに2分して、こののち歌「今はよ...」を、「讃声・歓声」と退出音声(まかでおんじょう)とに2分して、演奏する。 楽器は、龍笛1人、篳篥1人、和琴1人、そして琴持2人である。 舞は4人(かつては6人ないし20人)で、末額の冠をかぶり、笏と太刀をつけ、赤色の袍を着る。 構成は以下の通り。 音取(楽器:竜笛、篳篥) 参入音声(歌:「うたのたかきに、」独唱)(歌:「しぎわなはる、...」斉唱)(楽器:和琴、笏拍子、竜笛、篳篥) 舞揚拍子(歌:「こなみが、なこは」独唱)(歌:「さば、たちそはの...」斉唱)(楽器:和琴、笏拍子、竜笛、篳篥) (間奏)(楽器:和琴) (讃声)(歌:「いまはよ、いまはよ、」独唱)(楽器:和琴、笏拍子) (歓声)(歌:「あ、あ」斉唱)(楽器:和琴、笏拍子) 退出音声(歌:「しやを、」独唱)(歌:「いまだにもよ、...」斉唱)(楽器:和琴、笏拍子、竜笛、篳篥)
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