ぶ‐がく【舞楽】
舞
舞楽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 06:11 UTC 版)
舞楽とは、舞を伴った雅楽を指している。日本の舞楽は唐楽・林邑楽・度羅楽・高麗楽・新羅楽・百済楽といった、中国を中心とした広い範囲の種種雑多な諸楽を楽舞群としてまとめたもので、日本に伝来したのは欽明天皇の時代から推古天皇の時代にかけてと考えられる。現代でも演じられているが、中国・朝鮮で整理された形で日本に伝来したため、元となったものよりも昇華した部分もある。舞楽は演目に合わせて舞楽面と呼ばれる仮面をつけて踊る。 以下は、重要無形民俗文化財に指定されている舞楽であり、口承などでは平安時代からの歴史をもつとされるものが多い。 大日堂舞楽(秋田県) 林家舞楽(山形県)- 天王寺舞楽系 糸魚川・能生の舞楽(新潟県) 弥彦神社燈篭おしと舞楽(新潟県) - 大々神楽は四天王寺系 遠江森町の舞楽(静岡県) - 春日神社系 聖霊会の舞楽(大阪府) - 四天王寺舞楽
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舞楽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/01 15:45 UTC 版)
舞楽装束で着る裲襠は舞の種類で大別でき、1つは剣や盾、武器類を持って舞う「武の舞」で着る金襴縁、もう1つは軽快なリズムで走るように舞う「走り舞(走り物)」で着る毛縁の2つが代表的である。 金襴縁(きんらんべり)は、錦の生地に縁取りは金襴をほどこす。主に武の舞で使用するが、曲によっては唐獅子などの文様で飾った蛮絵装束となり、裲襠は用いない。 毛縁(けべり)は錦か唐織の生地に、縁取りは生糸や麻糸を束ねた房飾りを囲むようにめぐらす。元々は毛皮を縁に付け加えていたが、時代の経過と共に房飾りの装飾が定着したと見られている。主に走り舞で使用する。
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「舞楽」の例文・使い方・用例・文例
- 案摩面という,舞楽の女面
- 舞楽の大曲の中で,特にすぐれているもの
- 舞楽における入り綾という舞いながらする退場の仕方
- 入り舞という,舞楽の退場の仕方
- 打ち掛けという,舞楽の装束
- 雅楽において,舞楽の初めに奏する儀礼曲
- 神楽という舞楽の中で歌う歌
- 百済楽という,百済から渡来した舞楽
- 舞楽の左方の舞
- 天冠という,騎射または舞楽の時につける額当て
- 二の舞という,舞楽の曲名
- 舞楽で用いる面
- 武舞いという,雅楽の舞楽の舞い
- 雅楽の舞楽で,舞人が着る装束
- 舞殿という,舞楽を演じるための建物
- 神前で舞楽を奏したりして,神に仕える女性
- 都舞いという舞楽
- 舞楽の曲の乱序という部分
- 乱声という,雅楽の舞楽で用いる笛の調べ
- 舞楽などを行うために召し出された人
舞楽と同じ種類の言葉
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