雪駄

デジタル大辞泉

せき‐だ【席駄／^▽雪駄】

読み方：せきだ

「せった（雪駄）」に同じ。

せち‐だ【^▽雪駄】

読み方：せちだ

「せった（雪駄）」に同じ。

「—に灸(やいと)すゑし盧地(ろぢ)口／季吟」〈紅梅千句〉

せっ‐た【雪^▽駄／雪^▽踏】

読み方：せった

《「せつだ」とも。「せきだ（席駄）」の音変化。もと「むしろ（席）の履物」の意で、「雪駄」は当て字》竹皮草履(ぞうり)の裏に革をはった履物。底が痛みにくく、また、湿気が通らない。千利休が工夫したと伝えられる。後には、かかとに尻鉄(しりがね)を打つことが流行した。

難読語辞典

雪駄

読み方：セッタ（ｓｅｔｔａ），　セキダ（ｓｅｋｉｄａ），　セチダ（ｓｅｃｈｉｄａ）

竹の皮の草履の裏に獣の皮をつけた履物

歴史民俗用語辞典

雪駄

読み方：セッタ（ｓｅｔｔａ）

竹皮草履の裏に牛革をはりつけたもの。

別名 雪踏

隠語大辞典

雪駄

読み方：せった

1. 贓物ノ取引ヲ密約シ、相当代価ノ受渡ヲ物品取引ノ後ニナスヲ云フ－前金交付ノ取引ヲ靴ト云フガ如シ。〔第三類　犯罪行為〕
2. 贓物の取引を約束した場合代金を物品取引の後に受渡しすることを云ふ。前金に受渡しするのを「靴」といふ。これは雪駄の裏金が踵の方にあるに反して、靴は主に爪先の方にあるより。
3. 後で支払う金のこと、雪駄は後に金がついていることにたとえた語。
4. 贓物の取引を約束した場合、代金を物品取引の後に受渡しすることをいう。前金に受渡しするのを「靴」という。これは雪駄の裏金が踵の方にあるに反して、靴は主に爪先の方にあることから。

雪駄

読み方：せった，せつた

1. 〔隠〕選挙のとき後金で買収すること。
2. 選挙の投票を後金で買収すること。又事件の後に渡す金のことを一般にいふ。
3. 選挙買収に金額後払の意。清水。

分類 俗語

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ウィキペディア

雪駄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/09 17:31 UTC 版)

雪駄、雪踏（せった）は、竹皮草履の裏面に皮を貼って防水機能を与え、皮底の踵部分に尻鉄がついた日本の伝統的な履物（草履）の一種で、傷みにくく丈夫である。また、湿気を通しにくい。

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「雪駄」の例文・使い方・用例・文例

• (雪駄を履いて)しゃらしゃらと歩く
• 雪駄という履き物
• 毛雪駄という履き物