同心とは? わかりやすく解説

どう‐しん【同心】

読み方:どうしん

[名](スル)《「どうじん」とも》

目的・志などを同じくすること。一つ心になること。

「それが我々―の道かと思われます」〈滝井無限抱擁

ともに事にあたること。協力すること。また、味方すること。

「義景公をはじめだれも―するものがござりませなんだ」〈谷崎盲目物語

円などで、中心同じであること。「―円」

近世初期武家属した下級兵卒。特に、徒歩の兵。

江戸幕府で、所司代・諸奉行などに属し与力(よりき)の下にあって庶務警察事務分掌した下級役人

「同心」に似た言葉

同心

読み方:ドウシン(doushin)

戦国時代侍大将などに属す一騎武者徒の同心のことも指す。


同心

読み方:ドウシン(doushin)

所在 大阪府大阪市北区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

同心

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/15 19:28 UTC 版)

同心(どうしん)は、江戸幕府の下級役人のひとつ。諸奉行京都所司代城代大番頭書院番頭火付盗賊改方などの配下で、与力の下にあって庶務見回などの警備に就いた。身分は足軽階級の者(士分格を持たない)が当てられた。


  1. ^ 江戸の与力・同心”. ビバ!江戸. 2011年4月22日閲覧。
  2. ^ 与力の拝領屋敷|資料編 (PDF)”. 仁杉氏出自考. 2011年4月22日閲覧。


「同心」の続きの解説一覧

同心

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 09:08 UTC 版)

逢魔が時」の記事における「同心」の解説

猟師とともに山姥事件解決しに来る。

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同心

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 13:54 UTC 版)

八王子千人同心」の記事における「同心」の解説

100組頭下に800人の平同心がいた。

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同心

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大岡越前 (ナショナル劇場) の登場人物」の記事における「同心」の解説

村上源次郎大坂志郎) / 出演シリーズ第1部 - 第9部 通称・仏の源さん南町奉行所の“生き字引”として忠相から最も信頼されている。忠高と仲が良く、忠高と生前はよく将棋指していた。妻を早くに亡くした上、忠相の許嫁だった長女ちとせをも、物語当初時点ですでに亡くしていた。第4部一度は再婚し後妻義理の娘を持ったが、その後は(その設定リセットされ再度やもめ暮らし甘んじた第5部では伊織のもとへ嫁いだ千春にまで先立たれる設定になった演じ大坂病気のため第9部最後に降板して以来フェードアウト扱いであったが、大坂第10部終了後他界し物語上で村上他界していたことが第11部第15話明かされ、その回が村上そして大坂追悼となった偏屈頑固で年寄り扱いされるのを嫌うゆえ、忠高との将棋での揉め事原因で大騒動巻き起こしたことも。忠相を幼少時代から知り最後(の登場)まで“若”と呼んでいた。若手同心や岡っ引きとの会話三人称としても“若”と呼ぶことや外部の者との会話の中では、三人称として「お奉行と呼ぶこともある。 特に村上の場合、劇中では大岡家家臣でもあるのような描かれ方をする(これは他の同心や岡っ引き同様である)が、史実では奉行所所属配下大岡家家臣とは内与力除いては全く別である。 忠相や神山左門からは“源さん”と呼ばれ、忠高からは“源テキ”“源の字”、たまに“源さん”とも呼ばれていた。雪絵伊織らからは“村上さん”と呼ばれていた。伊織概ね敬語話していた。池田大助や相良俊輔とは、若い上役年配の下役との関係から、“大助さま”“相良さま”と呼び、“村上さん”と呼び互いに敬語話していた。源次郎相良叱りつけることもあった。後述風間からは“オヤジさん”、木からは“村上さん”、立花からは“村上さま”と呼ばれた風間駿介(和田浩治) / 出演シリーズ第5部 - 第9部 南町奉行所きっての熱血同心。後述木が登場するまでは唯一の若手同心のレギュラーであった好評だったのか、彼を主役据えた疾風同心』、『八丁堀暴れ軍団』というスピンオフ作品まで制作された。 初登場以後、辰三と組んで行動している。第8部では特にこの点が明確に描かれた。 第9部では風間登場しない回も少なくなく、その場合は小田原出向いて留守のように語られることもあった。 よく村上宅で朝食とらせてもらっている村上承知して2人分用意している。 志保想いを寄せるが、志保には伊織がおり、結局報われない木が登場する以前第7部までは、多少羽目を外す場面描かれた。 第8部当初は木の真面目さ腹を立てることもしばしばだったが、その一方で心配もしており次第理解し合うようになっていく。 なお、演じ和田大岡越前第9部遺作となった。なお、役者逝去による降板の場合、その人物も亡くなった旨が劇中示されることが多いが、風間の場合はフェードアウト扱いとなった兵助森田健作) / 出演シリーズ第8部 - 第11部第12部第1話 第8部冒頭見習いから昇格したレギュラーとしては3人目の同心。 当初はいわゆる今どき若者的な同心で、役目に対する姿勢中途半端なところもあり、風間たちを怒らせることもしばしばであった十手盗まれて犯罪悪用されたこともある。 ただし、風間嫌っていたわけではなく、「風間風間自分自分」というスタンスであった。いざ、事件悪人目の前にすれば見逃さないまた、風間が“謹慎”を命じられたり、自分の失態がもとで負傷した時などは発奮しており、次第風間理解し合うようになっていく。 第8部第9部では、特技絵描き生かして人相書きを描くこともある。 第8部ではおけいに思いを寄せているが、おけいは本作最後の登場となったため、この設定第8部のみとなる。おけいは彼にとっては気の強いのような存在だった。 第8部では、基本的に風間+辰三」のチームに対し、「木+勘太(+おけい)」というチーム行動していた。 第9部以後は、後述立花千鶴思いを寄せるようになり、第11部最終回結婚する第9部では風間出演しない回も多く、その回には風間役回り演じこともありその場合は木+辰三、立花+勘太のコンビになる。 第9部からは、「今どき若者的な側面多少残しつつも、少しずつ熱血同心キャラシフトして風間に次ぐ若手同心の成長していく。 第10部風間姿を消してからは若手同心のエースとなる。 第12部第1話お鈴守るべく盗賊集団一人で挑むが、単独行動していた筧が敵の計略引き離されていたことが災いし壮絶な最期遂げた。なお、木の存在は、他の登場人物の芝居台詞第3話まで扱われその後フェードアウトとなった。全シリーズを通して唯一南町奉行所レギュラースタッフ殉職描かれた人物である。 亡父弥兵衛(やへえ)は『鬼の木』として恐れられ凄腕同心だったことが、初登場時に忠相の口から語られている。 立花之助佐藤佑介) / 出演シリーズ第9部 - 第14部 同心だった父が死んで組替えになり、木の向かいに姉とともに引っ越してきた見習い同心として登場する第10部では見習いから昇格する風間木の新人時代違い頼りないながらも生真面目勤め若者として描かれた。当初は降りかかる事件事態右往左往する場面もしばしば描かれた。また、辰三や勘太から殺し現場で助言を受けることもあった。 第11部から、佐の娘・千夏との恋愛模様描かれるそれまで若手同心中、唯一恋愛無縁だった。 第13部終盤では佐の娘千夏結婚し橋家婿養子となる。ただし、千夏も同シリーズ限り姿を消したため、第14部ではその設定リセットされる。 第14部では若手同心の筆頭として描かれた。 歴代レギュラー同心の中で、最も多くのレギュラー同心・岡っ引きとともに登場している。同心では村上風間木、佐北風赤垣、筧、片瀬夏目と同シリーズ登場し同時出演がなかったのは姿を消した後に登場した北島第15部)、岬(最終回)のみである。 佐孫兵衛佐野浅夫) / 出演シリーズ第10部 - 第13部最終回スペシャル 村上源次郎(および風間駿介)が姿を消した後、南町ベテラン同心として忠相を支えた村上同様、南町奉行所には長く勤めている。 忠相とは“孫さん”“お奉行”と呼び合い伊織からも同様に孫さん”と呼ばれ常体話されるなど村上との差別化なされており、村上と比べて立場低く、忠相と距離のある存在描かれている。 ただし、第11部第15話村上追悼作では、孫兵衛自身村上を“源さん”と呼び霊前に常体で話すなど、同心としての身分対等であったように思われる村上違い、妙を苦手にしている節がある若手同心からは“オヤジさん”と呼ばれた村上違ってカミナリ親父的な同心であり、常に「ばかやろ」と部下の同心や岡っ引きに言うのが口癖となっている。そのため、彼らからは煙たがられている存在となっている。 周りから、年寄り扱いされるの嫌っており、常に自分の若さ強調している。 第10部では村上同様やもめ暮らし独り身で、後にしのぶが養女となるが、第1113部および最終回スペシャルでは実の娘、千夏登場する第11部で、妙との会話の中で亡き忠高のことを「御前」と呼んでいることから村上風間同様に、忠高との生前接触はあったと思われる第13部終盤では最終回待たずに、娘千夏結婚を機に婿養子となった之助に佐橋家任せてお役辞し西国への巡礼の旅に出る。これは演じ佐野が、この後放送される水戸黄門第22部から3代目水戸光圀役に選ばれたことによる。ただし、最終回スペシャルではその設定が娘・千夏ともどもリセットされる。このときには佐野はすでに光圀役を降板している。 北風正吾四方堂亘) / 出演シリーズ第10部 第10部のみ登場した見習い同心。しのぶと惹かれあうになっていく。しのぶともどもシリーズ限り登場で、見習いから昇格しないまま姿を消したペン回しの様に十手を回すことが得意でそのことで孫兵衛叱られたこともある。 片瀬太郎佐野圭亮) / 出演シリーズ第11部 - 最終回スペシャル 第11部第3話で、忠相の知行地から出てきて、小石川養生所医師となる。 第13部南町奉行所の鑑察医に転職、さらに孫兵衛勇退と同時に十手仰せつかり同心となる。なお、監察医時代にも同心的な役回り演じることがあり、同心になってからも医学知識生かした探索行っていた。 筧甚八原田大二郎) / 出演シリーズ第12部第13部 本所奉行所の同心だったが、その廃止に伴い配置替えになって南町奉行所同心となり、木の隣に引っ越してくる。 第1話では南町奉行所全員協力体制あからさまに反発して単独行動繰り替えす。しかし、それがもとで木が死にいたったことを悔やみ次第南町にとけ込んで、事実上南町エースとなる。ただし、登場しない回も少なからずあった。 赤垣伝兵衛小松政夫) / 出演シリーズ第12部 - 第15部 第12部初登場時南町の同心をライバル視する北町奉行所の駄目同心で、「たぬき」の娘たちから“北町ゲジゲジ”と呼ばれる嫌われ者だった。このキャラクターは、同時間小松演じていた同様の駄目同心である『江戸を斬る』の色川伝兵衛や、『翔んでる!平賀源内』の赤垣平助と同じキャラクターである。 初登場時お柳への台詞から、三次存在知っていたことが描かれている。この時点では「たぬき」でばったり会う忠相のことをただの浪人思っていた。 第13部では娘が登場するなどして、多少真っ当なキャラクターシフトする第4話北町クビになってしまうも、忠相の計らいで第5話から南町奉行所転属し、忠相の正体を知る。 第14部以降は孫兵衛ポジション引き継いで良い意味での枯れた同心、ベテラン同心として若手たちを取り纏めるうになる。ただし、北町奉行所時代出来事にかかわる話はこれ以後登場している。 第15部では娘の設定抹消されたが、後妻登場する。このシリーズからは若手から“オヤジさん”と呼ばれるうになる。 忠相とは南町転属後、一貫してお奉行”“赤垣”と呼び合っており、佐との差別化なされていた。なお実年齢では、赤垣演じ小松は忠相役加藤よりも年下である。 夏目甚八てらそままさき) / 出演シリーズ第14部第15部当時はてらそま昌紀南町同心のエース存在であり、熱血漢である。父は与力であった凶賊殺されており、その一味召し捕りを願っていたが、第14部7話にて自らの手で父の無念晴らした酒癖悪く失態犯すと「たぬき」でやけ酒をすることがある密偵である半次や六助に、きつくあたる描写多く、(この際、このことで赤垣咎められることもあった。)歴代の同心の中で密偵との相性は微妙な態となっていた。 ただ、お鈴とは気が合うところもあり、共同で捜査を行うこともある。 北島駿介(島英臣) / 出演シリーズ第15部 夏目同期の同心で、彼とはいつも張り合っている。片瀬にとっては先輩に当たる岬大介加藤頼) / 出演最終回スペシャル 若手同心のエース的な存在片瀬よりは先輩である描写なされているこの他、忠相配下でも、悪に引きずり込まかけたり北町時代失態犯した同心が、1回限りゲスト出演するケースもあった。

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同心

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 16:55 UTC 版)

侍 (セガのゲーム)」の記事における「同心」の解説

いわゆる雑魚キャラクターで、色は頭が黄色、体が紺色

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