新羅琴とは? わかりやすく解説

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しらぎ‐ごと【羅琴】

読み方:しらぎごと

新羅楽の主要楽器として伝来した12弦の箏(そう)。長さ約5尺(約1.5メートル)。今日朝鮮の伽倻琴(かやきん)。正倉院奈良時代のものが伝存する。


新羅琴 金薄輪草形鳳形 (しらぎごと きんぱくわのくさがたおおとりがた)

全姿
斜全姿
●分類: 楽器・楽具 
●倉番: 北倉 35 
●寸法: 全長158.2 幅上方で30.0 緒止め幅38.0 
●説明: 新羅琴は、伽耶琴とも呼ばれる朝鮮半島起源楽器12本の絃をとめる突出した緒止め特徴国家珍宝帳記載品。 

伽耶琴

(新羅琴 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/02 04:04 UTC 版)

伽耶国の嘉実王のもとで楽師の于勒により開発・演奏され、後に伽耶国が新羅に統合されたことに伴い、于勒とその弟子たちによって改良・完成され受け継がれたとする伝説が伝えられる[1]。韓国を代表する絃楽器のひとつである。


  1. ^ 三国史記』雑志第一・楽「加耶琴雖与箏制度小異、而大概似之。羅『古記』云:加耶国嘉実王見唐之楽器而造之。王以謂「諸国方言各異声音、豈可一哉」、乃命楽師省熱県人于勒造十二曲。後于勒以其国将乱、携楽器、投新羅真興王。王受之、安置国原、乃遣大奈麻注知・階古・大舎万徳、伝其業。」
  2. ^ グローバル世界大百科事典・韓国の楽器・加耶琴 (朝鮮語)


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