新羅明神
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新羅明神(しんらみょうじん)は、園城寺の守護神。円珍(智証大師)が唐から帰国するに際して搭乗船の船首に出現し、自らを新羅国明神と称していたことによる。元来中国の山東省に祀ってあった神[1]、あるいは朝鮮半島からの渡来神とも、もとより寺の地域の地主神であったともいう。
作品
脚注
- ^ 辻善之助『日本仏教史』岩波書店、1944年11月30日、839頁。
- ^ “葛野大堰 かどのおおい”. 国土交通省近畿地方整備局. 2025年5月29日閲覧。
- ^ “三井寺>連載>新羅神社考>京都府の新羅神社(1)”. www.shiga-miidera.or.jp. 2025年5月29日閲覧。
- ^ “秦氏と新羅明神との係わりについて The Historical Relationship between Hata Uji and Shilla Myojin”. KCI. 2025年5月29日閲覧。
参考文献
- 出羽弘明『新羅の神々と古代日本―新羅神社の語る世界』同成社、2004年5月1日。ISBN 4886212913。
- 亀田孜『日本仏教美術史叙説』学芸書林、1970年1月1日。
関連項目
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