園城寺とは? わかりやすく解説

おんじょう‐じ〔ヲンジヤウ‐〕【園城寺】

読み方:おんじょうじ

滋賀県大津市にある天台宗寺門派総本山山号長等(ながら)山。奈良時代末ごろの創建円珍再興し貞観8年(866)延暦寺別院となったが、円仁門徒対立した円珍門徒正暦4年993当寺拠って独立延暦寺を「山門「山」というのに対して寺門」「寺」という。金堂新羅善神堂・円珍像などは国宝三井寺

園城寺の画像

三井寺(園城寺)

読み方みいでらおんじょうじ

天台寺門宗総本山大友皇子の子与多王(よたおう)が創建し、後の貞観8年(866)円珍天台別院として再興したのが始まり。同寺の湧水天智天武持統三天皇の産湯としたことから御井寺(みいのてら)と呼ばれ、また園城寺の名は、与多王が父の荘園城邑領地)を献上して寺院としたことに由来する観音霊場札所としても知られる

交通アクセス

京阪電車石坂線三井寺駅下車山手徒歩10



園城寺

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

園城寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/18 00:07 UTC 版)

園城寺(おんじょうじ)は、滋賀県大津市園城寺町にある天台寺門宗総本山寺院山号は長等山(ながらさん)。本尊弥勒菩薩。開基(創立者)は大友与多王。日本三不動の一つである黄不動で著名であり、観音堂は西国三十三所観音霊場の第14番札所で札所本尊は如意輪観世音菩薩である。また、近江八景の1つである「三井の晩鐘」でも知られる。なお一般には三井寺(みいでら)として知られる。平安時代などの日本古典文学で、何も注釈を付けず「寺」と書かれていれば、この園城寺を指す(当時の古典文学では延暦寺もしばしば取り上げられているが、こちらは「山」(比叡山)と呼ばれている)。




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